2015年2月12日木曜日

外注化阻止ニュース 第160号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


特急全面廃止反対!
3月ダイ改
沿線地域から反対の声が続々

 JR東日本が3月のダイヤ改正で強行しようとしている内房線や成田線の特急の廃止に反対して、動労千葉は1月27日に銚子駅、2月5日に総武本線沿線、2月6日に鹿島線沿線の駅や商店街でチラシを配布しました。

地域から次々と反対の声

 チラシを受けとった地域の住民から次のような声が多数あがっています。
 「これ以上、特急が廃止されて乗客が減ったら食べてゆけなくなる」(タクシー乗務員)
 「駅前で商売をしている私たちはどうやって生きていけばいいのか」(商店街)
 「政府もJRも〝地方創生〟と言っているのに実際は逆」(旅館業)
 「国鉄からJRになってドンドン列車が削減され町がさびれてゆく」(駅利用者)
 JRは、特急列車の乗客数が少ないことを特急廃止の理由とし、存続を訴える地域からの要請に対してJRは「乗客を増やせば特急を復活させる」と開き直っています。
 しかし、ダイヤ改正のたびに列車を減らし、館山、銚子などの職場を廃止し、ローカル線を切り捨ててきたのはJR自身です。
 JR東日本は毎年、数千億円の黒字を出し、駅ナカビジネスのために千葉駅などの大改修には莫大な資金を投入する一方で、儲けが出ないローカル線は次々と切り捨てています。

JRの地方切り捨てに怒り

 地方ローカル線の切り捨て政策として、JRは東京―館山間、東京―銚子間のバス路線を自ら増発してきました。
 地元の人びとは次のように言っています。
 「確かに高速バスが多くなって特急の乗客は減っているのは知っている。だからといって特急が1本も走らないのは許せない」
 「高速バスは時間どおりに走らないので約束に遅れることが多い」
 鉄道は、通勤・通学など人びとの生活を支える重要な社会的インフラです。
 動労千葉は、特急列車の廃止・削減に反対する「銚子地域集会」を2月26日に開催します。特急の全廃と地方ローカル線の切り捨てに反対の声をあげよう。

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