2015年2月1日日曜日

闘いなくして安全なし No.010

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFWDRNTm1vVlA0WU0/view?usp=sharing


ライフサイクル発令するな
職場から制度廃止の声をあげよう

 JR東日本は、すでにライフサイクル制度の事前通知を行い、2月1日付けで発令しようとしています。運転士を駅に強制的に異動させ、3年間もしばりつけておくのです。こんなこと は絶対に許すわけにはいきません。

運転士の誇りと経験を奪うな


 何より運転士から3年間もハンドルを奪うことは、運転士の誇りと鉄道の安全を踏みにじる 行為です。運転士にとって、これまで培ってきた経験や運転の感覚を途中で奪われるのです。
 昨年3月1日付けでライフサイクルの異動から千葉運転区に戻った動労千葉の北嶋青年部長は、いまだに「不安な気持ちが残っている」と語っています。
  「安全は輸送業務の最大の使命」だったはずです。運転士は、人の命を直接に預かる仕事です。その経験を強制的に奪うなど、許されることではありません。

「運輸のプロをつくる」はウソ


 JRはライフサイクル制度は、「運輸のプロを育成する」ためだと説明してきました。
 しかし、駅はまともに要員の育成もされず、ライフサイクルできた人が3年ごとに入れ替 わっています。「プロを育成する」どころか、駅業務の体制そのものが破壊されているのです。ライフサイクルは、その駅輸送職の穴埋めに運転士をたらい回しにする制度です。

狙いは外注化・非正規化


 その本当の狙いは、駅の全面外注化と非正規
職化です。そもそもが、駅の全面外注化、契約 社員の導入と一体で提案された制度なのです。 また、乗務手当の廃止・削減へ向けた制度でも あることは、JR自身が公言していた事です。
 運転士から誇りと経験を奪い、鉄道の安全を
犠牲にする。さらに、外注化を進めて労働者を 非正規に突き落とす。こんな制度は今すぐ廃止 以外にありません。
 職場全体で反対の声をあげ、行動すれば、必ず廃止に追い込めます。みんなの力でライフサイクル制度を撤廃させよう。

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