2015年2月4日水曜日

闘いなくして安全なし No.011


https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFZXZKc192RHJNaWc/view?usp=sharing


ライフサイクル制度発令弾劾!
制度を廃止し、ただちに全員を運転士に戻せ

 JR東日本は、2月1日付けでライフサイクル制度による運転士の駅への異動を発令しました。絶対に許せません!

誇りと安全を踏みにじるな

 現在、運転士になるには駅業務、車掌業務を経験した上で、国家試験に合格しなくてはなりません。そうしてなった運転士の経験を、3年も強制的に奪われるのです。一体誰がこんな制度を望んでいるでしょうか。労働者の意思も誇りも踏みにじっています。
 また3年も運転していなければ、運転の技術や感覚が失われるのは当然のことです。
 鉄道の安全を守るためにも、こんな制度は絶対に許してはなりません。
 しかも、この制度は3年で必ず運転士に戻れるわけではありません。会社の都合で、何年でも駅に残されてしまうのです。

制度撤廃し、全員を運転士に戻せ

 JR東日本千葉支社は、動労千葉との団体交渉で「2~4割は駅に配置する」と回答しています。これまで千葉では、たまたま「本人希望」で駅に残る人がいました。しかし、全員が運転士への復帰を望めば、業務命令で強制的に駅に残すこともあるということです。
 実際に東京では、本人の意思に反して業務命令で駅に残された人もいます。「3年我慢すればいい」というものではないのです。
 また、前年から駅に配転されている運転士は、いまだに駅から戻ってこれていません。
 駅要員は、ライフサイクルの要員を前提に、徹底して削減されています。そのため、翌年のライフサイクルで来た運転士が駅の仕事を覚えるまで、帰ることができないのです。会社の、「駅の要員補充ではない」という言葉は真っ赤なウソなのです。
 この制度はもともと、駅業務の全面外注化、非正規職化のためのものです。労働者の誇りと権利を踏みにじり、鉄道の安全を破壊する。こんな制度は今すぐ廃止しかありません。
 JRは今すぐライフサイクル制度を撤廃し、全員を運転士に戻せ!

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