2023年1月12日木曜日

外注化阻止ニュース 第614号


3月ダイ改春闘へ
4千人削減・廃線化に反対!
大幅賃上げを

 JR東日本の深澤社長は昨秋、鉄道部門3万4千人のうち4千人の削減、転籍・副業の促進を宣言しました。3月のダイ改では、さらなる業務融合化と統括センター化の全面的な拡大が提案されています。
 千葉支社管内では、大網~鴨川、成田から銚子に至る70㌔にも及ぶ区間の運輸区・駅を、一つの職場に融合化することが提案されています。

乗務員に車内清掃や品出しも


 乗務員による車内清掃、駅業務のさらなる外注化・窓口廃止なども提案しています。乗務員にコンビニの品出しをやらせることも狙われています。
 JR千葉鉄道サービス(CTS)もダイ改での津田沼、幕張の構内の要員削減を提案してきています。
 これは、鉄道業務を軽視し、現場で働く者の誇りを踏みにじり、労働者同士で競争させ合うように仕向ける攻撃です。

列車削減とワンマン化に反対


 列車削減も史上最大だった昨年に次ぐ124本の大幅削減です。千葉支社でも全面的なワンマン拡大が狙われています。
 会社は、「将来的には自動運転」と言いますが机上の空論です。列車後方で何かあった時、ワンマンでは一切わかりません。この間も太東駅で乗客が骨折するなど、重大な事故が起こっています。
 あらめて鉄道の安全を守り、運転保安を確立する観点からも、ワンマン運転、自動運転には絶対反対です。

大幅賃上げの春闘を


 激しいインフレ・物価騰貴の中で生活破壊が進んでいます。「食べていける賃金をよこせ」の大幅賃上げの春闘が必要です。
 年末の一時金は、JR貨物だけでなく、JR東日本もコロナを理由に削減しました。CTSなどグループ企業ではより切実です。
 動労千葉に加入し、共に春闘を闘おう。

※写真は昨年22年3月のストライキ集会

ニュースへのリンク