2012年7月26日木曜日

外注化阻止ニュース 第13号

外注化阻止ニュース第13号

 

千葉支社が87人の要員削減を提案
強制出向にNOを!

幕張、京葉、習志野、銚子の検修・構内業務を外注化

 検修・構内職場で働くすべての労働者の皆さん。
 千葉支社が7月24日、検修・構内業務の外注化に向けて87人の要員削減を提案しました。
 提案では、幕張車両センターは63人、京葉車両センター8人、習志野運輸区11人、銚子運輸区5人の削減です。87人もの労働者が千葉鉄道サービスへの出向の対象となっています。(下表/業務委託提案に伴う要員削減数)
 今回の提案は、構内業務が外注化の中心となっており、出向になる労働者と、ならない労働者の分断を狙っています。

外注化の扉が開けば

 しかし、いったん外注化の扉が開けば、必ず全面外注化まで進みます。構内計画業務も1年後に委託を実施すると明言しています。いずれは新系列の保全検査なども外注化されるのは明らかです。
 会社は、さしあたり外注化と強制出向の突破口をつくるための策として、出向者を選別し、職場を分断しようとしています。職場の全員で反対の声をあげる動きを弱めようとしているのです。会社の狙いはあくまでも検修・構内業務のフルアウトソーシング(丸ごと外注化)です。

職場全体の反対が外注化を止める力

 今回の問題は、検修・構内業務で働くすべての労働者の問題です。外注会社は経験も技術もゼロです。職場のみんなで反対することが外注化を阻止する力です。
 検修職場を丸ごと外注化する提案に賛成し、労働者の出向を「成果」だと言い張る東労組を許さず、外注化反対の声をあげよう。

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