2014年1月15日水曜日

外注化阻止ニュース 第103号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9

JR北海道子会社 外注費水増しキックバック
幕張の清掃不正の示すもの


 JR北海道から保線業務を請け負う子会社の「北海道軌道施設工業」で、幹部らが下請け業者への外注費を水増しして現金をキックバック(返納)させるなどの手法で多額の利益供与を受けていたことが明らかになりました。
 北海道新聞の取材に対して北海道軌道の元出張所長は、外注費水増しなどの事実を認め、現 金返納分を職場での飲食代や、一部私的に流用 したと証言しました。下請けの元社長は「J Rの仕事をもらう見返りに返納などを指示され た」と話しています。
 元所長は、キックバックさせた金でビール券などを購入し、JR北海道の保線管理室にビール券それぞれ20枚(約1万5千円)程度を、花見や忘年会などの時期に合わせて年数回、少なくとも数年間にわたって配布したことを明らかにしています。
 北海道軌道によると、09年に「社員が下請けから現金を受け取っている」と記された匿名の手紙が会社宛てに届き、4人の名前が浮上、1人を聞き取り調査し、「(現金は)個人的に借りた」と説明されたなどとして「問題ない」と結論付け、名指しされた4人中3人にはまったく調査を行わずに不問に付したのです。

全般清掃の実績がないのに「完了」印

 JR千葉鉄道サービス(CTS)幕張事業所では、JRから発注された列車の清掃業務を実際には行っていないにもかからず「発注書」に「完了」印を押してJRに提出している不正行為が継続していたことが動労千葉の指摘によって発覚しました。
 幕張事業所では、動労千葉組合員が不正を指摘し、CTSの管理者に是正を求めてきました。 しかし、JRもCTSもその実態を把握しているのにもかかわらず、不正をごまかし、隠蔽する姿勢のままです。
 JR北海道の事件が示すのは〈外注化→水増し→キックバック→裏金〉という構図であり、 現場からの告発を握りつぶして不問に付すという〈体質〉です。これが数百カ所のレール異常や列車炎上などの人命に関わる深刻な事態を生み出しているのです。
 幕張事業所の清掃不正が示すのは何か。北海道だけの問題ではなく、JR東日本の外注化の実態だということです。ただちに外注化を中止し、すべての労働者と業務をJRに戻せ!

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