2010年7月12日月曜日

新たな全国運動を職場で推進しよう!

 国鉄分割・民営化反対 1047名解雇撤回の新たな国鉄全国運動を三多摩でも立ち上げようと地区労組と交流センターが一体となって集会を開催し、6月27日 三多摩に「動労千葉を支援する会」が結成された。
 主催者あいさつでは6・13集会で国鉄分割・民営化反対の新たな全国運動を1635名の戦闘的な熱気のあふれる集会として勝ち取ったのは、政府の策動した4・9「和解案」による労働運動解体攻撃に対する怒りと各職場で行われている資本の合理化攻撃と階級的に闘ってきた我々労働者の怒りが一体となってつくりあげられたからである。この運動はまだスタートしたばかりだ。しかしこの運動だけが2000万青年労働者、6000万労働者階級の怒りを組織できるものである。この運動を拡大発展させるために「動労千葉を支援する会・三多摩」の結成を断固として勝ち取っていきたいと決意を述べた。
 「動労千葉支援する会」・事務局長の山本さんよるアピール、動労千葉からのメッセージを受けた後、国労豊田運輸区分会 中村さんより基調報告がされた。
 「4・9和解攻撃は国鉄分割・民営化以来24年にわたって闘い続けてきた国鉄1047名闘争を終息させ、動労千葉と動労千葉に連なる闘う労働運動を解体する攻撃です」「国家権力は躍起になって動労千葉をつぶしに来ています。しかしながら、われわれが一致団結して闘うことによって覆すことができる」「今求められているのは、新自由主義と対決する労働運動です。動労千葉のように、自らの職場闘争を実践していく闘いです」「新たな全国国鉄運動を闘いぬくことこそ、戦争にしか行きつかない新自由主義を打ち破り、労働者の未来を切り開く道です」「自分もこの運動の先頭に立って闘っていく所存です。ここに集まった皆さんも共に闘いましょう」と熱く心のこもった提起がされた。
 会場からも「労働者はどんな時でも誇りを持って働くんだ」「この場の熱気を持ち帰って職場で闘う」「労働者の未来を我々が先頭に立って切り開く」「我々自身がこの闘いの担い手である」「労働者の怒りを組織していくためにも我々が周りの環境を変えていかなければいけない」「この集会に参加できてうれしく思う」「自分の裁判闘争を通して会社の間違いを明らかにし、職場を変える」「職場の中で組織を拡大し、動労千葉とともに闘っていきたいと思います」「国鉄闘争の火を消すなの問題は自分自身の闘いである」「周りの信頼を勝ち取れるような戦いをしていかなければならない」「ぶれずにまとまって闘っていくことこそ、動労千葉の闘いの本質である」とたくさんの発言・決意が表明された。
 最後に「動労千葉を支援する会・三多摩」の具体的方針が最後に提起され、会場に集まった全員の拍手で結成を承認された。
 三多摩に「動労千葉を支援する会」が結成されたことにより、この先の闘いがさらなる発展を遂げることを信じて共に闘っていきたいと思います。

三多摩 金属機械労働者 KH