2011年2月1日火曜日

日刊動労千葉 第7100号

俺たちは使い回しの機械じゃない!
本日、スト突入!
スト破りをするな!

2.1スト千葉運転区前抗議行動

 本日、全本線運転士と国鉄分割・民営化の過程で不当配転されたまま20年以上塩漬けにされ続けてきた仲間たちがストライキに突入した。
 このストは、ライフサイクルと称する運転士への新たな不当配転攻撃を弾劾する闘いだ。同時にそれは、検修・構内業務の丸投げ外注化や駅業務の非正規職化に反対する闘いだ。
 またそれは、国鉄の民営化を弾劾し、運転保安の確立を求める闘いでもある。「民営化・競争原理こそ万能だ」という掛け声の中で、20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれ、労働組合が徹底的に破壊された。それを突破口に1500万人もの労働者が非正規職に突き落とされたのだ。そして、尼崎事故や羽越線事故で100人以上の乗客・乗員の生命が奪われたのである。
 JRはこの現実に何の反省もなく、駅員を5年間で使い捨てにする契約社員に置き換え、その穴埋めに運転士を駅に配転し、安全を守るあらゆる業務を外注化して労働者ごと下請会社に放り出そうとしているのだ。
 儲けこそすべてだ! 安全など関係ない! 労働者の権利など知ったことか!! ―こんなことがまかり通っていいはずはない。

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