2012年6月10日日曜日

動労千葉を支援する会2012年定期総会のご案内

12年定期総会案内

 

動労千葉を支援する会2012年定期総会のご案内

 動労千葉を支援する会・国鉄闘争全国運動の会員の皆さん。たたかう労働組合、労働者のみなさん。
 私たちは一昨年6月、国鉄1047名解雇撤回闘争の解体を狙った「4・9政治和解」に対して、「国鉄闘争の火を消してはならない」と訴えて国鉄闘争全国運動をたちあげました。この運動の核心は新自由主義と対抗する新しい労働運動をつくりあげることでした。国鉄分割・民営化から始まった新自由主義攻撃は今日、JRにおける全面外注化、大阪橋下による教育・自治体民営化―360万首切り・組合破壊攻撃、震災「特区」等々、これまでのレベルを超えてエスカレートしています。一切の犠牲を労働者に転嫁するだけでなく、社会そのものを破壊し生きる術さえ奪おうとしています。3・11と原発事故こそ新自由主義の最も悲惨な現実を表しています。
 動労千葉を支援する会は、この全国運動を担う主体として全国の地域・職場に動労千葉を支援する会(全国運動)を立ち上げ、動労千葉の反合運転保安闘争に学び職場から闘う労働運動をつくり出す闘いを前進させてきました。昨年の支援する会総会は初の全国総会として北海道から沖縄まで全国各地の地域・職場支援する会、国鉄闘争全国運動から代表が参加して活発な討論が行われ、①支援する会を軸に職場から労働組合運動の再生の闘いを②物販闘争を全国運動の闘いとして位置づける③職場支援する会の拡大、2000口会員拡大を、という方針案を採択してこの1年間、活動してきました。2月15日には国鉄闘争全国運動の全国活動者交流会が行われ、職場で苦闘しながら闘う労働運動を組織する報告や物販の意義を再確認するなど、実践的な討論が行われました。そして6月10日、国鉄闘争全国運動2周年の全国集会を東京・文京シビックホールで開催します。
 動労千葉は4・9政治和解の核心が動労千葉つぶしにあることを見据え、何度もストライキに立ち上がり組織を拡大して闘いぬいてきました。とりわけ検修業務の全面外注化4月1日強行を職場全体を巻き込んで反対の声を組織し阻止しました。しかし、JR東はあくまで検修業務全面外注化を強行しようと10月1日実施にむけて動き出しています。動労千葉はこの夏、再び正念場の闘いに立ちあがります。動労千葉を支援する会は動労千葉とともにすべてのJR職場に外注化阻止を訴えて闘いを組織したいと思います。
 こうしたなかで2012年定期総会を開催します。討論の柱は以下の3点です。①物販闘争がますます重要になっている。物販闘争をとおして地域の労働運動を把握し、国鉄闘争全国運動をあらゆる職場に持ち込む②2000名会員拡大に向けて、あらゆる職場に支援する会を立ち上げる③動労千葉の外注化阻止の地平から新自由主義に立ち向かう労働運動の復権をめざす。そしてなによりも検修全面外注化阻止に向けて闘いぬく動労千葉を守りぬく。各組織で討論し参加して下さい。また動労千葉組合員との交流も深めたいと思います。支援する会会員、職場・地域で闘う多くの仲間の皆さんの参加を呼びかけます。各地域の支援する会の代表をはじめ、国鉄闘争全国運動のすべての組織から代表者の参加をお願いします。

動労千葉を支援する会2012年定期総会

日 時 7月22日(日)10時~16時
場 所 千葉県労働者福祉センター 3階
    千葉市中央区千葉港4―4