2023年3月12日日曜日

日刊動労千葉 第9245号

3月ダイ改阻止!
業務融合・統括センター化・その他時間・
ジョブローテーション粉砕!
3・18~19ストへ!


23春闘勝利!3月ダイ改阻止!
3・18スト貫徹! 動労千葉総決起集会
3月18日(土)13時~ DC会館

3月9日、第2回支部代表者会議を開催し、23春闘勝利―3月ダイ改阻止に向けた闘いの配置を次の通り伝達・確認した。

鉄道の歴史覆す大攻撃

23春闘・3月ダイ改闘争の課題は第1に、戦時下において労働運動全体が崩れ落ち、労働者の生活が破壊されていることに対して、絶対に声を上げなければならないということだ。今こそ闘う労働運動を再生させなければならない。

第2に、3月ダイ改における、これまでの価値観を覆す歴史的な攻撃を打ち破ることだ。

千葉支社は管内全駅と木更津に加えて銚子・鴨川運輸区の統括センター化を提案している。総延長200㌔もの範囲を「一職場」として、勤務地も職種も勤務指定一つで行えるというのは、労働者の権利を根本から破壊する大攻撃だ。また、車両センターの首都圏本部化と一体の、グループ会社を含めた大再編攻撃でもある。

行路内への「その他時間」設定で乗務員に駅業務や企画業務、清掃を行わせ「何でも屋」のように扱うなど、断じて許すことはできない。何より、乗務員の誇りを踏みにじり、競争と蹴落とし合いに駆り立て、団結を破壊する攻撃だ。

激しい物価高騰が続く中、23春闘勝利・大幅賃上げ獲得は切実な課題だ。貨物会社では、千葉機関区における新採配置・要員不足解消をかちとらなければならない。

こうした要求の実現に向け、次の通りストライキを配置して闘い抜くこととする。

闘いの課題と要求、配置

第1波闘争の闘いの要求および闘いの配置は下表の通りとし、ストライキを配置して要求の実現を目指すこととする。

第2波闘争を、CTS新賃金回答が予想される4月上旬に設定し、大幅賃上げ獲得、労働条件・諸手当の抜本的改善、非正規職撤廃を要求して取り組むこととする。

 

<闘いの要求>

  1. すべての外注化施策を中止すること。
  2. ジョブローテーション、融合化・統括センター化を中止すること。
  3. 行路内への「その他時間」設定、乗務員による列車折り返し時の「車内清掃」を行わせないこと。
  4. CTS幕張・津田沼事業所での要員削減を撤回すること。
  5. 職名制、標準数のあり方を復活すること。
  6. 列車運行の安全確保のため、ワンマン運転を中止すること。
  7. 改正高年齢者雇用安定法の観点から、定年延長と70歳まで働ける制度を設けること。

<闘いの配置>

(1)第1波闘争について

  1. 3月18日勤務開始時から3月19日非番勤務終業時まで、ストライキを配置することとする。
  2. 3月18日~19日について、会社の不当な業務運営及び組織破壊行為、ストライキ妨害行為が行われた場合は、戦術を拡大する。
  3. 3月18日~19日について、全組合員を対象にして、休日勤務及び超過勤務、所定以外の業務(休憩時間変更を含む)は一切行わないこと。
  4. 各支部はスト突入時について、万全の体制を取ること。
  5. 3月18日、スト貫徹!動労千葉総決起集会を開催する。
    3月18日(土)13時~ DC会館
  6. 3月17日、23春闘勝利!貨物春闘団結集会を開催する。
    3月17日(金)12時~

(2)第2波闘争について

CTSにおける新賃金回答段階(4月上旬)に設定する。