2013年2月28日木曜日

外注化阻止ニュース 第58号

gaityuuka58

 

CTS(千葉鉄道サービス)に争議通告
3月1日にストライキ

36協定結ばないから事業所廃止!?

 幕張車両センター内にあるCTS幕張運転車両事業所では、36協定も結ばずに時間外・休日労働を命じる違法行為が続いています。
 労働基準法32条では1日8時間の法定労働時間が定められています。基準法違反は刑事責任を問われます。基準法36 条に基づく協定の締結と届出によって刑事責任が免責され、初めて「適法」に時間外・休日労働を設定することができるのです。
 ところがCTSは、動労千葉が指摘しても居直り、労働基準監督署の調査が入る状況になっても「悪いのは労基署の指導」と言い、挙句の果てには「36協定を結ばないなら3月1日で事業所を廃止する」と言うのです。
 そもそもCTSは検修・構内業務を受託できるだけの技術や経験がまったくない中でJRからの出向者によって業務を受託しました。本来ならば、委託後ただちに36協定案を提示して協議しなければならないはずです。

強制出向者をJRに戻せ

 昨年10月の外注化強行で強制出向となって5カ月。法律違反の挙句に事業所廃止と言うのなら労働者をJRに戻すべきです。
 いまだ委託と直営の区分がハッキリせず、誰も責任をとらない無責任な雰囲気が蔓延しています。作業責任者が勝手に作業者になったり、車両センター所長の権限を代行する信号が外注化されたことにより車両センター所長の権限を代行することができるのかどうかも不明という状況です。
 基本中の基本の法律も守れないCTSには業務請負の資格はありません。
 動労千葉はCTSに争議を通告し、3月1日から大規模なストライキに突入します。外注化粉砕の第二ラウンドが始まりました。動労千葉と共に闘おう。

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