2013年12月25日水曜日

12/22 パククネ政権の民主労総本部への弾圧に対する弾劾と連帯メッセージ

鉄道労働者組合 殿
公共運輸連盟・労組 殿
民主労総ソウル地域本部 殿

 鉄道民営化阻止ストライキ闘争15日目、力強く闘い抜いている全国鉄道労組をはじめ民主労総の同志の皆さんにあらためて熱い支持と連帯を表します。
 22日には鉄道労組幹部の逮捕を狙って民主労総の本部事務に警察権力が乱入して捜索押収を強行したという言うニュースに接しました。その過程で130名をこえる民主労総組合員を連行し、民主労総の建物をめちゃくちゃにする蛮行をはたらいたと言います。まさにパククネ政権の韓国労働者階級に対する宣戦布告です。この暴挙に対して民主労総の組合員は全力で闘い抜き、民主労総の労働者全体の怒りに火をつけたという状況が報道されています。
 私たちもパククネ政権の韓国労働者階級に対する攻撃に対して激しく怒り弾劾するものです。今回の攻撃は韓国の労働者の団体行動権、争議権など全く認めないというパククネ政権の本性を露骨に示したものです。決して許すことはできません。
 このような激しい攻撃の中で鉄道労組は鉄道民営化阻止の決死のストライキ闘争を続けることを明確に表明しています。28日には民主労総のゼネスト、100万市民行動、鉄道労組3次上京闘争が展開されるということが報道されています。このような力強い闘争を進めておられる鉄道労組をはじめ民主労総の組合員に心の底からの尊敬の念を持って、ストライキ闘争勝利を願うものです。
 26年前、日本の国鉄分割・民営化当時、私たちの組合は全力で闘いましたが、国鉄労働者の全体の闘いを組織することはできず、民営化が強行されました。今、日本のJR鉄道では民営化政策の矛盾・破綻が鋭く現れています。JR北海道での引き続く事故は、鉄道の安全などは度外視して、労働者を酷使し、ひたすら利益をあげる鉄道を目指してきた結果として民営化破綻した姿をさらけ出しています。私たちは今、民営化絶対反対の立場を堅持しつつ、1047名解雇撤回原職復帰と第二の民営化というべき鉄道事業の全てにわたる外注化の攻撃に対して全力の闘いを進めています。
 このかんの皆さんの闘いを見ていると韓国の鉄道をはじめとする公共部門民営化は日本のように政権・資本の思いのまま進むことは決してないと確信させてくれます。そして私たち日本の労働者を限りなく鼓舞してくれています。私たちも皆さんのような力強い闘いを必ずや実現して皆さんと共に闘って行きます。
 2013年を、そして2014年を歴史に残る民営化阻止の闘いの勝利の年として勝ち取りましょう。

2013年12月23日

動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)
委員長 田中康宏


韓国 鉄道労組への連帯メッセージ

 鉄道労組が鉄道民営化阻止のために12月9日からストライキに突入したことに、熱い連帯の挨拶を送ります。そして12月10日鉄道公社が臨時理事会でスソ発KTX運営会社の議決したことを弾劾します。 

 私たちは鉄道民営化が鉄道の安全を破壊し鉄道労働者にどんなひどい災難をもららすかを20数年にわたる民営化反対闘争をとおして身をもって体験してきました。私たちは民営化絶対反対の立場を絶対に放棄せずに闘い続けます。

 鉄道労組が100万人の鉄道民営化反対署名を達成した、広範な労働者民衆の力と結合してストライキ闘争に勝利し鉄道民営化阻止の初戦において勝利されることを期待します。

2013年12月11日

動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)
委員長 田中康宏

 

DC通信No.190から転載