2013年12月22日日曜日

2・16労働者集会

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2・16労働者集会

 国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から27年を迎えます。国鉄分割・民営化に反対する組合に所属した者を狙い撃ちにした事実上の指名解雇に対し、国鉄労働者1047名が「解雇撤回・原職復帰」を求めて四半世紀を超えて闘ってきました。
 2013年9月25日、解雇撤回を求める動労千葉の鉄建公団訴訟の控訴審において東京高裁(難波裁判長)は国鉄当局が動労千葉組合員を不利益に取り扱う目的・動機(不当労働行為意思)のもとに不採用基準を策定し、名簿から外したことを明確に認定しました。
 2010年の4・9政治和解をこえて闘いを継続する中で、1047名解雇をめぐり、ついに不当労働行為を明確に認めさせたのです。1047名闘争にとって決定的な地平です。全国の人びとにあらためてのご支援と「解雇撤回・JR復帰」の最高裁判決を求める10万署名運動を訴えます。
 JR北海道の現状は、国鉄分割・民営化が何をもたらしたのかを端的に示しています。これは北海道だけの問題ではありません。動労千葉―動労総連合は、JR東日本による車両の検査修繕部門の外注化と13年間にわたって闘ってきました。2012年10月に外注化は強行されましたが、すべての業務と労働者をJRに戻すために闘いを継続しています。
 あらためて国鉄闘争の再生をかけ、解雇撤回・JR復帰の最高裁判決をかちとる全国的な署名運動と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり出すことを訴え、2・16労働者集会への結集を呼びかけます。

日時 2014年2月16日(日)午後6時(開場5時半)
場所 すみだ産業会館8階サンライズホール
    墨区江東橋3―9―10(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
呼びかけ  国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

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