2017年7月7日金曜日

外注化阻止ニュース 第327号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka327.pdf


千葉支社提案
2駅外注化・5駅窓口閉鎖

八街・姉ヶ崎の2駅をJESSに業務委託
飯岡・安房小湊・上総湊・岩井・久留里駅 みどりの窓口廃止
11駅の営業時間短縮と稲毛駅の旅行センター窓口を廃止


 JR千葉支社は6月29日、八街駅と姉ヶ崎駅の2駅を9月1日から東日本ステーションサービス(JESS)に委託するとの提案を行いました。
 これに加えて5駅の「みどりの窓口」閉鎖と、11駅の営業時間短縮(10月1日)、稲毛駅旅行センターのローカウンター廃止(18年4月1日)を提案しました。
 千葉支社は、〈運転取扱駅ではない〉〈乗客の利用が少ない〉〈人身事故が少ない〉を業務委託の理由としています。人身事故が発生した場合は、管理駅(佐倉駅、五井駅)で対応するとしています。
 みどりの窓口の閉鎖は、1日の発券枚数が少ないことを理由としており、廃止後は、乗車票を出し近隣駅で購入してもらうと説明しています。営業時間の短縮も利用客数が減少したことを理由としてあげています。現行営業時間は午前7時前後ですが
短縮後は9時からとなります。
 利用者が減ったことを理由に委託や閉鎖を進め、利用者減少に拍車をかけるやり口です。

業務委託と窓口閉鎖で16人の要員減

 要員関係については、業務委託により管理▲2人、一般▲10人、旅行センターローカウンター廃止により管理▲1人、一般▲6人となり、合計で管理▲3人、一般▲16人になるとの説明です(左表を参照)。

別会社化と転籍に向けた動き

 4月1日現在の千葉支社の駅業務体制は直営53駅、委託66駅、簡易委託4駅、無人34駅、合計157駅。すでに直駅は3分の1を割り込んでいます。今回の提案は、水平分業の深度化そのものであり、別会社化―転籍に向けた動きです。
 JR東日本は駅業務外注化を直ちに中止しろ!

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