2018年8月2日木曜日

外注化阻止ニュース 第382号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka382.pdf


熱中症指数計の購入を約束
幕張事業所 36協定等で交渉を行う

 CTS(JR千葉鉄道サービス)幕張事業所の職場代表に選出された動労千葉の関道利副委員長は、36協定等に関する要望書(別掲)を CTSに提出し、2回交渉しました。
 今回の代表選挙の決選投票では、公示期間も設けず、候補者も知らない間に開始したり、副所長が「分かってるよね」「こっちだよ」と指やペンで「不信任」を誘導したり、投票を監視した事実が明らかになっています。これらを具体的に指摘し、抗議しました。

熱中症対策について集中的に議論

 続いて、時間外労働・休日労働の前提として、待ったなしの課題である熱中症対策について特に集中的に議論を行いました。

■熱中症指数計の導入

 まず熱中症指数計について「導入する。購入数や配置については、現場と相談して決める」と確認しました。

■冷水の確保

 事務所から距離のある洗浄線・東京方や第2基地については、当面、クーラーボックスや保冷バッグなどに氷を入れ、冷たい飲み物が確保できるよう徹底することなどを確認しました。
 救命救急訓練の定期的実施、休日数増、半休制度の導入、深夜早朝手当の改善などについても突っ込んだ議論を行いましたが継続討議となりました。
 以上の議論をふまえて、6か月間(来年1月31日まで)の36協定を締結しました。


 これまではCTS労組と東労組が職場代表となり36協定についても現場の労働者が知らないまま進められてきました。動労千葉は今後、開かれた形で要求の提出や交渉を進めていきます。



36協定等に関する要望書

①幕張事業所の職場代表選挙において、公示期間も設けず、しかも候補者本人にも知らせずに投票を開始したこと、さらに信任投票において管理者が選挙に介入するという不正選挙が行われたことについて、謝罪するとともに、職場に謝罪文を掲示すること。
②休日をJRと同様の114日とすること。
③半休制度を導入すること。
④深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、全事業所で一律1500円とすること。
⑤次の点を早急に実施すること。
 1 熱中症指数計を早急に購入すること。
 2 洗浄線上り方(便抜き、外板清掃)及び第2基地等、詰所から遠い場所で作業する労働者の熱中症対策として、常時、冷水等を補給できるようにすること。
 3 救命救急訓練を定期的に、全員に実施すること。

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