2018年8月29日水曜日

日刊動労千葉 第8501号

闘いなくして安全なし!
行路緩和と要員増で千葉支社を追及
(団交その2)

 8月7日、3月ダイ改後の乗務員支部から出された問題・改善点について「申31号」の2回目と「申30号」の団体交渉を千葉支社と行った。(ゴシックは組合)

【佐倉運輸区】
◆「地域活性化のためにも廃止した特急列車、普通列車を復活させること」に対して「列車設定は、繁忙期の臨時を含めて状況を調査しているところである」と回答。
 公共交通機関であるべきJRが営利優先でしか物事をみないのは問題だ。
◆「仮眠時間は、労働時間Aを除き着発6時間を確保すること。とくに293行路は早急に改善すること」に対して「努力したい」と回答。
 乗務員は、短い仮眠時間にもかかわらず眠気に気をつけながら職務にあたっている。安全運行のためにも労働時間Aを除いた6時間の仮眠時間が必要だ。
◆「日向駅において、上り先着時、交換時分不足で常時、遅延が発生していることから改善をすること」に対して「同時進入できない等、様々な要素を考慮しながら列車ダイヤを作成しているところである」と回答。 車掌の基本動作を含めれば常時の遅れであり、直ちにダイヤ時間に反映させるべきだ。
◆「安全・安定輸送の観点から鹿島線の避難誘導マニュアル化を図ること」に対して「ケースバイケースで一番良い方法をとりたい。人を手配してから誘導降車などを行うので一人で行うことはない。輸送混乱時においては、支社総体で対応しているところである」と回答。
 マニュアルがあってこそ事象に適切に対応できる。早期にマニュアル化し乗務員に負担をかけない対応を。

【蘇我運輸区】
◆「拘束時間の改善が必要な行路が多い。早急に改善すること。また308行路は長時間乗務となっていることから改善すること。324行路・326行路は退勤時間を12時以前とすること」に対して「行路については効率性と乗務員の働きやすさを追及して作成している」と回答するのみだ。
 乗務員はギリギリで頑張っている。要員の増配置と行路緩和・増が必要だ。

【銚子運輸区】
◆「7行路が『特/予』の後に単独日勤になっているため出勤・退勤時の負担になることから枠外の35行路とすること」に対して「交番の中で運用する」と回答。 昨年からも要望しているところであり、これからも要望していく。
◆「銚子運輸区における労働時間Aの1日平均は他区と比較しても長い設定になっている。入れ換え作業のCTS及び他区への移管を行い軽減を図るべき」には、「現場から声を聞かせて頂いて努力したい」と回答。
 食事時間やロングラン行路での連続拘束など、改善できないからそれでいいなどの回答は絶対許せない。撤廃を強く求める。

【基本】
◆「『乗務員勤務制度の見直し』提案を撤回すること」については、「支社としては提案が来ていないので独自で回答できない」と回答。 今回の提案は、乗務員勤務制度を根本から解体し、労働強化と人員削減に突き進むものであり、輸送業務の根幹の安全をないがしろにするものだ。絶対に許せない。
◆「乗務員の要員について、社内行事、静養休暇により要員不足が発生している状況で、また運転士エルダーの短日数勤務の取り扱いを行うことから各区の要員を増配置すること」に対して「要員については1年度ベースで計画している。静養休暇、短日等で要員が不足とは考えていない」と回答。
 静養休暇、エルダーの短日は労働者の権利としてしっかり取れる勤務体制・要員を会社の責任で確保すべきだ。
◆「輸送混乱時、乗務員に対しては安全確保の観点から休憩・交代等の救済処置を適切に行うこと」に対して「会社の認識は同じであり、適切に対応したい。一月に一度、改善事項の声を確認しているところである」と回答。
◆「千葉支社管内の乗務員詰所に設置した監視カメラを直ちに撤去すること」に対して「職場規律の厳正の観点から防犯カメラを設置している。防犯以外確認しない。現在確認した例はない」と回答。
 監視カメラであり、強く撤去を求めていく。

【申30号】
◆「幕張車両センターにおいて、点呼時に『新たなワンマン車両を2年後目途に導入する』旨の発言が行われているが、千葉支社における今後のワンマン運転の計画について詳細を明らかにすること」に対し、「会社のワンマン運転に対する考え方や今後の進め方等をお知らせしたものであり、それ以上ではない」と回答。
 ワンマン運転の拡大計画は地方切り捨て、人員削減につながる。直ちに計画を撤回するべきだ。
要員不足、ロングラン行路、長時間拘束勤務に対し、「闘い無くして安全なし」運転保安確立で、65才まで働き続けることのできる職場をつくり出すため、動労千葉の旗の下、団結して職場から声をあげ続けよう。