2021年8月18日水曜日

闘いなくして安全なし No.317


CTS木更津事業所3名が陽性・JR渋谷駅員12人感染発表
いまだに検温も検査もしない?
感染拡大はJR・CTSの責任だ!

 CTS木更津事業所で3名が相次いでコロナ陽性となっています。他にも職場で濃厚接触者がでています。また、8月13日にはJR渋谷駅員12人が感染したと発表されました。

会社が感染拡大させたも同然

 JR・CTSは一貫して出勤時の検温さえ行わない驚くべき対応を続けています。PCR検査も、保健所が濃厚接触者としなければ、会社の責任で受けさせようとはしません。
 他の企業では、「毎月、全職員にPCR検査」「陽性者が出た職場全員のPCR検査」などの対応も行われています。しかし、JRはひたすら感染を隠そうとして、いまだに検温さえ「自己申告」です。
 JRはグループ内に病院も持っています。対策する気になれば体調管理も検査も行うことができます。つまり、〝陽性者が見つかると仕事に穴が開くから、あえて検温も検査もしない〟のです。どこまで現場で働く労働者の命を軽んじるのか!
 動労千葉は何度も検査や検温の徹底と、十分な要員確保を訴えてきました。しかし、感染対策より、要員とコストの削減を優先したのです。会社が感染拡大させたも同然です。
 職場で感染が拡大している以上、労災にあたるのは明らかです。治療費や欠勤時の賃金補償が行われるのは当然です。

真剣な感染対策の徹底を

 オリンピック強行で予想された通りに感染が爆発的に増加しています。また、新たな変異株「ラムダ株」は7月23日に国内感染が確認されながら、発表まで2週間以上かかりました。「五輪後に発表する計画だった」と報じられています。8月13日には感染者が五輪関係者であることも明らかになりました。
 「命より五輪」「感染対策より要員削減」というあり方を許すことはできません。JR・CTSはこれ以上、感染拡大させないためにも検査・検温を徹底すべきです。


CTS木更津3人が相次ぎコロナ陽性に

①8月2日の日勤退勤後、体調不良に。翌3日に病院に行ったところ、陽性と判明。
②8月冒頭から体調不良が続き、欠勤もあった。7日に病院に行き、10日に陽性と判明。
③8月7日の夜勤に出勤後、勤務中に体調不良で動けなくなった。同日に勤務だった別の組合員が発見し、体温を測ると38度を超える高熱だった。管理者に連絡して早退させた。9日に陽性と判明。

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