2021年10月21日木曜日

外注化阻止ニュース 第552号


「会社に対抗する力を持つ組合が必要」
CTS幕張事業所(清掃部門)で
2人が動労千葉に加入

 幕張事業所の夜間清掃についてCTS本社は9月10日、一気に3人も削減すると通告してきました。すでに昨春のダイ改で20人から17人へと3人も減らされている状況でした。
 9月16日の社員説明会は「これ以上削減されたら仕事が回らない」「この体制でやれると言った主任・班長はいたのか」(→いません)と管理者に対する徹底追及の場に。
 会社は、翌日以降に予定していた説明会を開催できない状態に追いこまれ、10月1日の要員削減実施は見送りになりました。

闘いの中で二人が同時に加入!

 社員説明会をつぶしたことで職場は大盛りあがり。「面白かった。ざまあみろですね」。会社に対する怒りで職場が一つになり職場が明るくなりました。「言いたくて溜め込んでたことを全部言ってやりましたよ」と、しばらくはこの話題でもちきりでした。
 こうした中で2人の方が動労千葉に加入してくれました。しかし、会社は今も夜勤の作業体制案を練り直し、14人でやると言っており闘争は継続中です。

夜勤削減は白紙撤回しかない

 他方、幕張事業所(清掃)は、副所長が以前の4人から6人に増え、やることもなくて職場でブラブラしている。管理者を1人減らせば3人雇えます。コスト削減が聞いてあきれます。積りに積もった怒りが夜勤削減をきっかけに噴出したのです。
 夜勤削減と同様の話はどの事業所でも始まっています。キッカケさえあれば、どこの職場でも要員削減やコストカットに怒りが爆発し、粉砕できる可能性が十分にあることを、この間の幕張の経験は示しています。
 コストカット、要員削減攻撃に、現場から反対の闘いをおこそう。



CTS幕張事業所(清掃)Mさん

 本社は勤務者の事を全く考えていないし、現場の事も全く分かってない。本社の一方的な考えはとても受け入れられません。これに対抗するには強い力を持つ組合が必要であると思いまして、この度、動労千葉に加入いたしました。

CTS幕張事業所(清掃)Kさん

 この度、動労千葉に加入しました。今まで加入は躊躇していましたが、今回の夜勤人員削減に対して、会社側の「意見は聞くが文句は聞かない」発言に違和感を感じました。
 現場で働く者の意見をないがしろにするのは駄目です。今ある生活を死守するために参加を決意しました。

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