2021年11月18日木曜日

日刊動労千葉 第9033号

11/12「木更津統括センター」設置
成田線ワンマン拡大提案


業務融合・職名廃止・ワンマン拡大の3月ダイ改に対し断固闘いにたとう!

JR千葉支社は11月12日、「千葉支社での現業機関における柔軟な働き方の実現について」とする「木更津統括センター」設置と、「成田線(成田~佐原間)におけるワンマン運転実施について」を提案してきた。いずれも実施時期は3月ダイ改予定としている。

木更津統括センター設置は、駅と運輸区を融合化し、乗務員・駅員を徹底して合理化し削減する攻撃が具体的に開始されるということだ。

その先には、乗務員も駅等と一体で外注化・別会社化することを狙っている。断じて認めるわけにはいかない。

ワンマン運転をめぐっては、乗客の転倒・骨折事故や車いすでの転倒事故などが相次いでいる。要員削減・コスト削減だけを優先し、鉄道の安全と地域住民の生活を切り捨てる攻撃だ。さらなる拡大を許すことはできない。

会社は3月ダイ改で業務融合化・現業機関の全職名廃止、「乗務員の業務等の見直し」=労働時間の削り取り、仕業検査有効期間延伸も実施するとしている。この過程は激しい合理化攻撃との対決だ。断固として闘いにたちあがろう。

1.実施内容
木更津統括センターを現業機関として新設する。

2.実施箇所
木更津統括センターは、以下の現業機関を統合して新設する。
(1)木更津駅(木更津地区指導センターを含む)
(2)君津駅
(3)久留里駅(横田駅を含む)
(4)木更津運輸区

3.実施時期
2022年ダイ改予定

4.その他
(1)木更津統括センターは木更津地区に所属。木更津統括センター所長は木更津地区駅長を兼ねる。
(2)木更津地区内の各箇所とはこれまでどおり連携を行う。
(3)木更津統括センターの体制については、別途示す。
(4)統括センターの発足に向け必要な準備等を始める。


 

対象線区:成田線(成田~佐原)
対象列車:E131系で運転する列車
ドア開閉:半自動扱い
関係箇所:佐倉運輸区
実施時期:2022年ダイ改予定
その他:要員数は別途示す。