2010年8月15日日曜日

8.6ヒロシマ大行動へのメッセージ(その1)

被爆65周年 8・6ヒロシマ大行動の成功のためのメッセージ

とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長 西川重則

 戦後65年、日本国憲法制定65年の2010年にあって、菅新政権は今なお日米同盟の深化を重視し、8・6ヒロシマの心を軽視し、戦争に道を開く諸政策を継続しています。
 私たちは、沖縄に基地を作らせない、イラク・アフガニスタンに対する戦争、新たな北朝鮮に対する戦争を許さない、とめよう戦争への道!百万人署名運動であり、日米安保体制をなくする努力を続けています。
 一方、改憲反対・戦争絶対反対の互助を堅持し、共なる闘いを闘う決意を新たにしています。
 8・6田母神抗議に対しても、私たちは絶対に許すことはできません。核武装を当然祝し、かつての侵略戦争を認めない現状に対して、断固反対すると共に、そのような集会を黙視し、広島に訪問しようとする菅首相の姿勢に対しても同様に沈黙することはできません。
 終りに、被爆65周年8・6ヒロシマ大行動が全世界の人民による国際連帯の下に行われることを確信し、共なる展望を開く2010年の歴史の転機にあって、8・6ヒロシマ大行動の成功を覚え、メッセージとさせていただきます。


「核燃から漁場を守る会」坂井留吉(青森・六ヶ所村泊在住)

 本日の集会に参加されてる皆様に六ヶ所の坂井から連帯の挨拶を送ります。
 本当ならば、広島に赴き直接皆様のお顔を見ながら、お話させてもらいたいところですが、私も84歳になり足腰弱くなりました。遠出ができなくなり、メセージでご勘弁願いたいと思います。
 青森県下北半島にある六ヶ所村は今から約40年前、むつ小川原巨大開発構想が計画され、開発難民を出してはならないとの当時の寺下村長をはじめ反対運動を始めました。しかし、権力と金の力で多くの村民が離村することになりました。
 でも、この巨大開発構想は頓挫し、広大な未買収用地が残り、そこに核燃サイクル計画と方向を変え、村民・県民の安心安全の要望を無視して強行して来ました。
 私たち村民、県民にこの核燃サイクルが本当にエネルギー問題なのか本当のことは何も説明されていません。巨大開発反対を共に闘った故寺下元村長は「この計画はうそとゴマかしの開発だ!」といいました。核燃サイクルがエネルギー問題だけならば、放射能を撒き散らす工場!これほどの危険で経済性がないと指摘されていながら、計画を推し進めているのは別の目的があるからではないでしょうか。
 私が生きている限り再処理工場は絶対稼動させません。六ヶ所核燃サイクル・再処理工場稼動阻止の闘いは広島反戦反核の闘いと共にあります。共に闘いましょう。