2010年8月10日火曜日

8.6ヒロシマ大行動への田中康宏委員長メッセージ

国鉄千葉動力車労働組合執行委員長 田中康宏

 被爆65周年8・6ヒロシマ大行動に結集された皆さん。
 戦後日本の労働運動の歴史は、戦争や改憲・日米安保・原水爆、様々な政治反動に対する闘いの歴史でもありました。反戦政治闘争は、どの時代にも労働運動の中心的課穎でした。
 その闘いの伝統が一変させられる最大のきっかけも、国鉄分割・民営化と総評の解体でした。労働組合が改憲を容認し、日米軍事同盟を「アジアの平和と安定に必要」といいなし、現に戦争をし続けているオバマを礼賛し、沖縄の怒りに声をふみにじって新基地建設を推進し、排外主義・国家主義を扇動する。
 民営化・労組破壊攻撃に属し、労働者を突き落とし続けた腐りはてた労組幹部たちは、労働者の怒りの声と戦争反対の闘いを徹底して分断し、切り離しました。情勢は切迫しています。労働組合が産業報国会に転落したとき、戦争は現実のものとなります。この現実を打破して反戦闘争、原水禁運動を自らの手に取り戻し、自らの力で復権しなければなりません。
 私たちが、国鉄闘争の新たな全国運動を呼びかけたのも全く同じ思いからです。われわれは、今回の「政治和解」に至る国鉄分割・民営化反対闘争-1047名聞争解体攻撃を「日本労働運動の重大な危機」として見すえました。そして、「蟷螂の斧(とうろうのおの)をふるうとも」の思いで、これまでの労働運動の限界をのりこえる新たな階級的労働運動を創りあげる挑戦を始めようと決意したのです。
 24年間の闘いをこんな形で終わらせてはならない、国鉄闘争の火を消してはならない、という私たちの決意は、「二度とヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」という皆さんの決意とひとつです。
 怒りの声は社会の隅々に積みあがっています。11月7日には、そうした思いの全てを結集し、歴史の転機とする決意を込めた全国労働者総決起集会を開催したいと思います。ぜひとも多くの仲間たちの参加をお願いいたします。




8.6ヒロシマ大行動公式サイトへのリンクです。