2015年1月25日日曜日

闘いなくして安全なし No.009

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFUEoyYXQ0WDhaUU0/view?usp=sharing


非正規雇用2000万人こえる
ライフサイクルは外注化・非正規化への道

 12月26日の総務省発表によると、昨年11月の非正規雇用者数は2012万人でした。総務省の調査で2000万人を超えたのは初めてのことです。非正規雇用者数の割合は38・0%。昨年2月の38・2%に次いで過去2番目でした。
 84年の非正規雇用者数は604万人、労働者に占める割合は15・3%でした。この30年ほどの間に約1500万人が非正規雇用に突き落とされているのです。

外注化が非正規化の最大の武器

 その最大に武器に使われたのが外注化です。労働者ごと仕事を下請け、孫請けへと突き落として、次々と非正規雇用にされていったのです。
 外注先ではコストカットが徹底して行われ、発注元の半分や3分の1以下という超低賃金にまでなっています。しかも、必要なくなれば、「委託契約の解除」という形で自由に解雇できるのです。

ライフサイクル制度撤廃の声を

 2月1日のライフサイクル発令が迫っています。3年も運転を離れれば、もう一度はじめから訓練しなおさなくてはなりません。運転士の仕事と誇りを奪う、許し難い制度です。
 しかも、これは駅の全面外注化・非正規職化のための制度でもあります。
 駅の全面外注化を進めながら、簡単には委託できない輸送職をライフサイクルで穴埋めする。JR直轄の駅では、グリーンスタッフの仲間たちを、毎年大量に使い捨てる。もともと、《駅 業務の丸投げ外注化》《駅への契約社員の導入》と一体で提案された制度なのです。
 会社は「駅の要員補充ではない」といいます。しかし、ライフサイクル・外注化を前提に駅要員を削減してきたため、次の人が来なければ運転士に戻れないのが実態です。
 ライフサイクルは今すぐ撤廃しかありません。動労千葉と共にライフサイクル制度撤廃、外注化反対の声をあげよう。

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