2015年1月8日木曜日

外注化阻止ニュース 第155号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9



特急廃止・削減を許すな
千葉支社 3月ダイ改の労働条件を提案

 JR千葉支社は、3月のダイ改で特急列車の全面切り捨てを発表しました。東京~君津・館山間で6往復運転される特急「さざなみ」は、君津~館山間で全面廃止、成田線の特急「あやめ」も全面廃止となります。
 「首都圏70~80㌔圏に資源を集中する」というJR東日本の方針によるものです。今回のダイ改によって館山市や南房総市、富津市には一本も特急が走らなくなります。
 館山市、商工会議所、市観光協会の3者が12月24日、特急の復活を求める要望書を千葉支社に提出するなど、沿線自治体から撤回を求める声が一斉にあがっています。

ローカル線廃止と安全無視は許さない

 鉄道はJRという一民間企業のものではありません。公共交通としての責任があります。JRは日頃、「お客様の立場」「地域に密着」などと宣伝していますが実際には営利優先・コスト削減でローカル線を切り捨てようとしているのです。
 昨年、2040年までに896自治体が消滅する可能性を指摘する報告(増田元総務相が座長の日本創成会議人口減少問題検討分科会)が話題となりました。千葉県内では、銚子市が2017年、富津市が18年度に財政破綻が避けられないと言われています。
 すでに、この間の特急削減で住民の交通手段は縮小し、観光を始め地域産業は衰退し、人口減が深刻な問題になっています。特急廃止は、地方自治体と住民の生活がかかった問題です。
 ローカル線の廃止と業務縮小、合理化と安全無視に反対しよう。

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