2019年5月10日金曜日

闘いなくして安全なし No.211

http://www.doro-chiba.org/ga/tn211.pdf


ジョブローテーション提案に
不安を抱える仲間に訴えます
団結して「反対」を貫こう!

 「運転士・車掌廃止」提案では、「同一担務は最大10年」とされています。鉄道業務すべてを別会社化する攻撃と一体であり、JRで働くすべての労働者の未来がかかった問題です。
 職場では、「実施されたら、いつどこに出されるかわからない」「未来が見えない」「ごますり競争になる」と不安の声があがっています。
 不安を抱える仲間に訴えます。団結して声をあげよう。職場からの団結した闘いこそ、会社施策を阻止する最大の力です。

団結した闘いで攻撃うち破った

 動労千葉はそのことを現実の闘いで何度も体験しました。館山運転区や木更津支区廃止攻撃には団結を守り、反対を貫いて闘いました。そして、全員が希望通りの異動をかちとり組合員をバラバラに分断する狙いを打ち破りました。
 分割・民営化過程で不当配転された仲間も闘いの力で取り戻しました。検修・構内外注化では、再雇用を人質にした卑劣な攻撃を打ち破り、12年にわたり阻止し続けました。団結した闘いこそ未来を切り開きます。
 ライフサイクル制度は、東労組幹部が組合員にも隠して会社に「逆提案」し、労使一体で推進することで成立しました。そうでなければ運転士を駅にたらい回しにすることなどできませんでした。だからこそ、現場労働者のための労働組合をとり戻すことが必要です。

現場の真剣な闘いは社会を動かす

 断固として配転を拒否し抜けば、会社も運転士や車掌を易々とたらい回しにすることはできません。現場からの闘いは、会社施策のウソと矛盾を暴き続けるからです。
 「運転士・車掌廃止」に対して、世間的にも安全の崩壊やローカル線切り捨てを心配する声が多くあがっています。現場からの真剣な闘いには、これを本当に社会問題化して攻撃を阻止する力があります。
 「自動運転で乗務員は必要なくなる」など真っ赤な嘘です。どんなに制度を変えても、会社は乗務員抜きでは一本も列車を走らせることはできません。日々、安全を守っているのも、何千人という乗客の命を預かっているのも、すべて現場労働者です。だからこそ、団結して闘えば攻撃は必ず打ち破れます。動労千葉とともに、「運転士・車掌廃止反対」の声をあげよう。

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