2021年3月5日金曜日

日刊動労千葉 第8920号

検修・構内外注化は破綻した!
2/25緊急申し入れ

外注化をただちに撤回し仕事と仲間をJRに戻せ!

2/25JR本社・千葉支社・CTSに緊急申し入れ提出

プロパー社員58名中19名が退職―外注化の破たんだ!

検修・構内業務の外注化は2012年10月1日強行から8年5ヶ月が経とうとしている。外注化強行の過程で会社は「10年でプロパー社員を中心とした体制を完成させる」と回答していた。

だが、この外注化は完全に破たんした。検修・構内業務のために採用したCTSプロパー社員58名中19名が次々に退職しているのだ。昨年秋以降でみても5名の退職者が出ているのが現状だ。

外注化の破たんが明らかになっった以上、すべてを白紙に戻し、JR直営に戻す以外にない。

動労千葉は2月25日、JR東日本本社、千葉支社、CTS本社に対して検修構内業務の外注化に関する緊急申し入れを提出した。JRは破たんした外注化をただちに撤回し、仕事と仲間をJRに戻せ!

多発する休日勤務

プロパー社員の退職が相次ぐ中、幕張車両センターでは仕業・構内業務において毎月の勤務指定時に何十日もの休日勤務を指定しなければ勤務が回らない状態に陥っている。

退職した仲間たちは、「やりがいがない」「違和感がある」と語っている。「正社員」であっても一向に上がらない賃金の低さは当然大きな原因だ。

同時に、コロナ禍で現場が苦しむ中でも、のうのうと高給を取るJRからの天下り幹部だけが増やされてきた。こういった腐った会社のあり方に対する怒りが、将来展望も見えない中で「続出する退職者」という形で現れているのだ。

技術継承も破壊

外注化破たんの矛盾は、休日勤務の多発だけではない。技術継承の破たんも、もたらそうとしている。

幕張の転削業務の担当は、ほとんどが採用から1~2年の労働者だ。

上回りの作業は、4月から土日休日の1日勤を「全日」から「必要に応じて指定」に変更すると提案してきている。上回り作業は、作業があらかじめ指定されていない。どの作業が必要になるかわからないから、経験がないと対応できない。1日勤を廃止して「呼び出し」とする理由も、外注化が破たんしているからだ。

エルダー退職で要員確保はますます困難に

今後、エルダー出向者が65歳を迎えて退職が始まる。検修・構内業務の要員確保はさらに困難になるということだ。CTSプロパー社員の養成が間に合わないことは、すでにはっきりしている。プロパー社員の退職も止まらない。このままでは、業務を回すことができないところまで行き着く。技術の維持・継承もできなくなっていく。外注化はそこまで鉄道業務を破壊してしまっているのだ。

すべての仲間は今こそ外注化粉砕へ闘おう

徹底した無責任体制や技術継承の破たん―すべてわれわれが「外注化が引き起こす」と言ってきたことだ。それを無視して外注化を強行した連中は今すぐ責任を取れ! 外注化を撤回しすべての仕事と仲間をJRに戻せ!

定年延長と希望者の70歳までの継続雇用は当面する現実的な対応策だ。本人希望に基づき、70歳まで雇用延長を行え!

すべての仲間に訴える。今こそ外注化を粉砕するときだ。動労千葉とともに闘いにたちあがろう。

 

検修構内業務の外注化に関する緊急申し入れ(2/25)

1.検修・構内業務の外注化が完全に破たんしていることから、業務をJRに戻すこと。その際、千葉鉄道サービスのプロパー社員はJR社員に転換すること。
2.改正高年齢雇用安定法が4月1日から施行されることに伴い、定年延長と70歳まで働くことができる労働条件を確立すること。