2021年3月18日木曜日

外注化阻止ニュース第521号


 

ワンマン運転拡大反対!
3・13ダイ改 動労千葉が48時間ストライキ

 動労千葉はワンマン運転中止とジョブローテーション撤廃などを求めて本線運転士を対象とする48時間のストライキにたちました。3月13日のストライキ決起集会には130人が集まりました。発言の一部を紹介します。


鴨川支部 ワンマン運転拡大に反対して闘いぬきたい。検査派出ではワンマン運転を口実に要員が1徹1日勤に減らされました。夕方以降は故障や事故があってもまともに修理もできません。安全の切り捨ては絶対に認められない。


佐倉支部 本来は駅で運転士が所定の停止位置に止めたとき、車掌も確認してドアを開ける。運転士もドアが開いたことを確認する。出発も車掌が時間を確認してドアを閉める。運転士も発車時間とパイロットランプを確認して出発する。それを全部運転士がやることになる。
 JRの労働組合ではワンマン運転に声を上げるのは動労千葉だけ。ワンマン手当がいくらと計算するのが労働組合でしょうか? 職場の闘いからワンマン運転を粉砕していきたい。


千葉転支部 強風や動物の衝突時は二人でも大変です。ワンマン運転がいいと思っている人は誰もいません。特に乗務員は負担が増えて、責任も出てきます。乗客にとっては、通し運転で内房線の風で外房線も遅れます。1時間おきの列車が1時間遅れたら2時間も列車が来ない。こんな状況でいいんでしょうか。
 全国でワンマンが拡大する中、唯一反対している組合、地域です。これを全国でやっていかなければいけない。そうでないと「当たり前」にされる。自動運転なども会社の責任放棄です。地域の皆さんともっと連携して闘います。

外注化撤回し、仕事と仲間をJRに戻せ


幕張支部 検修・構内業務の外注化強行から8年半が経ち、破綻が明らかになってきました。会社は「10年でプロパー社員を中心とした体制を」と豪語していましたが、採用したプロパー社員58人のうち19人が退職した。労働条件もあまりにも悪く、幹部や管理者はJRからの天下り。こんな会社では将来展望も見えない。
 今後、エルダー社員も大量に退職し、要員確保はさらに困難になる。外注化を強行した奴らは責任を取って外注化を撤回し、すべての仕事と仲間をJRに戻せ!

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