2022年3月10日木曜日

外注化阻止ニュース 第571号


JR東日本 CTS 大幅賃上げを!
動労千葉 3月11~13日にストライキ

 食料品・日用品の値上げがテレビや新聞で報じられています。ウクライナ戦争の影響も大きく、ガソリン・燃料費の値上がり、小麦など原材料や輸送費の高騰で、物価上昇が加速することが予想されています。
 コロナ禍や赤字を口実に、JR東日本やCTSは2年にわたってベースアップなし、ボーナスも減額を行い、契約・パート社員の時給はわずか10円(今年1月)しか上げていません。
 この間、労働者の実質賃金は大きく落ち込んでいます。このまま物価上昇が続けば、本当に生活していけない状況が来ます。なんとしても状況を変えなければなりません。

動労千葉の組合要求


 動労千葉は2月、JR東日本・CTSに対して4月以降の賃金要求を行いました。
 JR東日本に対しては、物価上昇分を含め5万8000円の賃金引き上げを求め、定期昇給については、昨年会社が係数「2」を削減したことから昇給係数4+2の「6」とすることを求めました。
 CTSに対しては、基本賃金4万円の引き上げ、契約・パート社員は時給を一律1500円に引き上げるよう求めました。

労働組合の復権が必要だ


 私たちの生活がギリギリで将来展望も見えてこないのは自然現象でも仕方のない現実でもありません。
 企業の利潤追求ばかりが優先され、労働者が普通に生きていくこともできない社会は間違っています。
 私たちの手で職場に労働組合をよみがえらせ、奪われた雇用と賃金を奪い返えそう。動労千葉に加入し、ともに闘おう。

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