2011年7月24日日曜日

日刊動労千葉 第7171号

原発事故がもたらした恐るべき現実
こんな社会をかえよう

n7171_1 爆発する福島第一原発3号機(3/15)

 3月11日の大震災・原発事故から4ヶ月が経過した。しかし、未だ5千人もの行方不明者、家に帰ることもできない10万人の避難者がいる。
 高度の放射能汚染のために現場に立ち入ることさえできず、行方不明者を捜すことも、遺体を埋葬することも、汚染されたがれきを処理することもできない。その方策さえ決まっていないからだ。被災地は復興どころか汚染されたがれきの処理もままならない。震災の被害だけだったら、とうに復旧に向けて動き出していただろう。
 また、全国各地でも牛や魚、野菜、茶葉などの食品、あるいは下水道の汚泥、ゴミ焼却場の焼却灰など、放射能汚染が次々と明らかになっている。

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