2012年11月2日金曜日

郵政民営化絶対反対! 非正規職撤廃の 11.4労働者集会に集まろう!

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動労千葉は10.1外注化攻撃を粉砕した!

外注化阻止決戦に勝利!

 動労千葉は10月1日の朝から、強制出向となる当該組合員を先頭に職場に乗り込み、他労組の組合員も巻き込んで、1日から5日の明けまでの一大ストライキに入りました。
 初日に工具や制服・備品の一つひとつ、就業規則や内規の1行1行を質問するのは当たり前のことです。ところが外注先のCTS(千葉鉄道サービス)の管理者が何も答えられないから検査がすぐにできず、列車の出区が遅れ、ダイヤが乱れました。幕張車両センターなどでは、外注化で指示方法やルールの変更で作業が遅れ、「仕業検査切れ」が発生したにもかかわらず、安全を無視して列車運行を強行しています。動労千葉は出向先の労働者と団結して、外注化撤回へ、攻めの闘いに入っています。

水戸ー連日の超勤に怒り

 水戸でも外注化強行で大混乱となり、外注先のMTS(水戸鉄道サービス)の作業責任者は嫌気がさして、1カ月ももたずに退職しようとしています。外注化は、JRに残った青年たちにも連日3~4時間の残業を強制し、青年の反乱を弾圧するために管理職をつけたばかりか、本務の青年を差し置いて、職制ぐるみで1時間半も前から事前超勤を申請するなど、当局と東労組幹部の腐りきった姿も、青年労働者の追及で明らかになりました。

高崎線ーあわやの大事故

 JR高崎線籠原駅で10月11日夜、ホームから線路に若い女性が転落しました。列車停止ボタンが押され、構内全体の列車が停止しました。混乱したJRは停止している列車に「入区しろ」と直接命令しました。あわやの大事故かと思われましたが、運転士が会社の命令を拒否して大事故にはいたりませんでした。
 この過程で、外注先のTTS(高崎鉄道サービス)の作業責任者が緊急停止装置の意味さえもわかっていないという、信じがたい実態も明らかとなりました。

分断をうち破る11・4集会

 JRの外注化攻撃は、職場を破綻と荒廃に落としこみ、安全崩壊のデタラメな現実をつくりだしています。JR当局のやったことは、ただただ動労千葉と動労水戸の組織破壊攻撃だけです。外注化=強制出向を強行し、外注先とJRに残った労働者を分断しただけです。
 しかし、JR当局は動労千葉と動労水戸の闘いの意志と団結をうち砕くことはできなかった。動労千葉や動労水戸の組合員らは、「こんな攻撃は絶対に粉砕できる、その力を俺たちは持っているんだということに、これまで以上に固く確信を持った」と語っています。
 11・4労働者集会は、資本当局の『分断と競争』の攻撃に対して、これをうち破り労働者・労働組合の団結をうちかためる集会です。
 新自由主義の下で郵政の職場もJRとまったく同じ状態です。慢性的な人手不足、超勤やサービス残業の強要、その一方での会社のデタラメな業務運行指令。このとんでもない職場と社会の現状を労働者の団結で変えようというのが11・4集会です。職場の仲間と共に参加しよう!

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