2012年11月13日火曜日

日刊動労千葉 第7406号

11月労働者集会報告④
よびかけ団体から

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●高英男(全日建運輸連帯労組 関西地区生コン支部副委員長)
 現在は多数の労働者が派遣・非正規労働者とされ労働者は闘うことでしか生きられない社会であることを突きつけられています。ここに多数の労働者が団結できる環境が生み出されています。現象面は困難に見えてもそこに反転攻勢を掛けられるチャンスがあることに確信を持ち闘いを展開することが重要なのです。
 情勢負けしない分析とは、階級的視点を持って物事を見れば自ずと見えてくるのです。まず共通する要求を組織すること、共通する戦術(闘い方)を組織すること、共通する業種で共通する闘いをつくり出すことが闘う戦線を拡大するために重要です。
 多くの労働者が闘い方が分からず労働組合に絶望し、闘うことをあきらめ団結できる機会を失っています。この集会への参加機会を失っています。それは、私達の闘いがいまだ少数で、現状を打開する闘いの典型を示せていないことが大きな要因です。要求を基礎にした闘いを組織することこそ労働者に、希望と勇気を与えるのです。
 本集会以降、労働者が要求を実現できる闘い・労働者が希望を持てる闘いを全国の地域・職場で示す闘いを展開することを訴えて開会のあいさつとします。

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