2012年12月31日月曜日

2・17労働者集会

20130217

 

――国鉄分割・民営化で不当解雇から26年――
2・17労働者集会

 国鉄分割・民営化で7628人の国鉄労働者にJRへの不採用通知が出された1987年2月16日から26年を迎えます。国鉄分割・民営化に反対する組合に所属した者を狙い撃ちにした事実上の指名解雇に対し、1047名の国鉄労働者が「解雇撤回・原職復帰」を求めて四半世紀のあいだ闘ってきました。国鉄分割・民営化は、日本の労働運動を壊滅することを狙った戦後最大の攻撃でした。1047名解雇撤回闘争は、この歴史的攻撃に対して、あくまで民営化反対を貫いて解雇撤回・原職復帰で闘ってきました。日本労働運動の再生の可能性がこの闘いの中にあります。
 動労千葉鉄建公団訴訟の6・29地裁判決は、2010年の4・9政治和解をこえて闘いを継続する中で、1047名解雇撤回闘争に新たな展望を示した画期的な判決です。国鉄方式の解雇攻撃と現代的に対決し、あらためて全国の国鉄闘争の支援陣形を再団結させ、階級的労働運動を甦らせる土台となる決定的な闘いです。
 動労千葉はJR東日本の10・1検修外注化と闘い抜き、現場組合員が「俺たちには団結がある。動労千葉がある」と実感できる地平を新たな出発点に、外注化-強制出向による分断攻撃と偽装請負のもとでのデタラメな作業体制と必死に闘っています。12月26日、出向無効確認訴訟も始まりました。
 いまあらためて国鉄1047名解雇撤回闘争の再構築をかけ、解雇撤回・JR復帰の高裁判決をかちとる全国的な署名運動の発展と、全国の職場生産点からの民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いをつくり、職場・地域から階級的労働運動を復権することが求められています。2・17労働者集会への大結集を訴えます。

 

日時: 2013年2月17日(日)5時~(開場 4時半)
場所: すみだ産業会館(東京都墨田区江東橋3-9-10
     錦糸町駅前・丸井錦糸町店9階)
呼びかけ: 国鉄分割・民営化に反対し、
     1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

 

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