2013年5月1日水曜日

ダイエー八王子店の大幅賃下げ許すな!!

ダイエー街宣ビラ20130501

ダイエー八王子店は、
大幅賃下げ強行を直ちに撤回しろ!

 ダイエー八王子店をご利用のみなさん。ご通行中のみなさん。そしてダイエー八王子店で働く労働者のみなさん。 私たちは合同労働組合八王子・ダイエー分会です。
 ダイエー八王子店の食品売り場で夜間働くパートタイマーである私たちがダイエー側から一方的に労働時間を1/3以上も削減する労働条件の不利益変更をだまし討ちで強行され、「これでは生きていけない」と怒り団結し、生きるために合同労働組合八王子に加入しました。
 4月5日、当該組合員を先頭に合同労働組合八王子は会社側と第1回団体交渉を行い、反撃を開始しました。
 この団体交渉で組合員が暴露したことのひとつは、4月1日以降午前1時から午前7時まで閉店するという営業時間変更に伴い、新たなシフト表が出されたときに店次長が「月68時間以内でやって下さい」とその場で通告したことです。「労働時間が切り下げられてはとても生活していけない! やめてください」と、訴えたにもかかわらずです。
 だまし討ちそのものです。これまで月約103時間働いてきたので、月11万円以上あった賃金が月4万円もカットされるというのです。つまり月収・年収が1/3も減らされるということです。このような賃下げは違法・不当であり、断じて認められません。
 この件に関する事前通知は、ダイエー八王子店警備室横の掲示板に張り紙で契約変更とした上で、店の営業時間の変更しか知らされていなかったのです。勤務時間がどうなるかは明らかにせずに、店次長が一人ひとりを、しかも仕事で忙しいときに「会社が決めたことだ! ハンコを押せ」と迫って、大幅な労働条件の不利益変更を強行してきたのです。

 この日の団体交渉で当該の組合員は会社側のあまりの不誠実な態度と会社側のだまし討ちの手口を怒りをもって明らかにした上で、「勤務を元に戻せ!」「あなたたちこんな給料でやっていけると思っているのか!」「人権侵害だ!」「契約変更は強制だ!」「紙だけ張り出してそれで済ませるな!」「労働時間が減らされたのに、これまでなかった仕事までさせるな!」「こんな勤務じゃ不測の事態に対応できない!」「私たちの仕事をまるで分かってない!」と口々に怒りを会社側に叩きつけ、労働時間を元に戻すように迫りました。
 また雇用保険解約も元に戻すこと、定期健康診断も従来どおり実施するようにと求めました。
 しかし会社側は4月17日に行われた第2回団体交渉で、ゼロ回答というまったく不誠実な対応を示してきました。組合側はこれに対して強く抗議し、その場で争議行為に入ることを通告しました。
 会社側は労働者をなめてかかり、だまし討ちの強制で労働条件を一方的に引き下げ、「生活できないならダブルジョブで働け」と言わんばかりに経営不振の責任を全て労働者に押し付けているのです。
 会社側は、『始めに「コストダウン」の数値目標ありき』で、機械的に賃下げを強行してきているのです。百歩譲っても、そもそも月収数十万円の社員と月収11万円のパートタイマーにとって、月額4万円の賃下げは全く意味がまったく違います。月収7万円でどう生活しろというのでしょうか? 私たちにとってまさに死活問題であり、このたたかいは「生きさせろ!」という生きるが為のたたかいなのです。

 労働者のみなさん! 団結し共にたたかいましょう。さらに市民のみなさんのご支援を、心からお願いします。

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