2013年5月23日木曜日

外注化阻止ニュース 第71号

外注化阻止ニュース第71号

 

動労西日本 赤松副委員長の強制出向粉砕
JR西日本への復帰をかちとる

外注化は止められる!

 動労西日本は、赤松賢一副委員長に対する強制出向を取り消させ、JR西日本の原職復帰をかちとりました。
 JR西日本は5月16日、赤松さんに対して「(レールテックへの)出向を免ずる」「近畿統轄本部大阪土木技術センター施設管理係を命じる」とする6月1日人事についての事前通知を出しました。
 これは動労西日本と赤松さんの「強制出向をやめろ。もとの職場に戻せ」という要求を全面的に認めたものです。
 動労西日本はさらに、レールテックで働く労働者全体の未払い残業代の精算についても約束させました。
 JR西日本は、現場で働く労働者を長時間のサービス残業とJR本体の約半分の低賃金に突き落とし、事故の責任を現場に押しつけるために、外注化を全面的に推進してきました。
 こうした中で赤松さんは昨年8月、動労西日本に加入して闘い、ついにもとの職場への復帰をかちとったのです。
 赤松さんは、尼崎事故8周年の4月25日その日にレールテックにおいてストライキを闘い、次のように訴えました。

 「レールテックは2005年に発足した。その年に尼崎事故が起こった。レールテックはそれからなんの成長もしていない。責任のとれない会社のままだ」
 「レールテックの現状の責任はJR西日本にある。JR西日本の責任だ。JR本体にグループ会社に強制出向した労働者を戻すべきだ。労働者の超低賃金でこき使うために、いびつな会社にしてきた」
 「今日のストライキは、今日だけで終わらない。鉄道の安全と労働者の生活を守るために闘いをやり抜く」

 強制出向を打ち破り、もとの職場への復帰は本当に大きな勝利です。全国の職場から外注化と強制出向に反対する闘いをつくろう。

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