2013年6月21日金曜日

7.3東京地裁前へ大結集を!

7・3裁判

 

7・3強制出向無効確認訴訟
同意・協定なき出向は無効
委託契約の内容を明らかにせよ

東京地裁前へ大結集を!

 東京地裁527法廷で7月3日、動労千葉―動労総連合の強制出向無効確認訴訟が行われます。外注化阻止の重大な法廷闘争です。多くの方の結集を訴えます。
 前回5月8日の裁判では、動労水戸の石井委員長が意見陳述を行い、動労千葉・動労総連合は、民営化や外注化に反対して26年間闘い続け、出向協定を動労千葉は1度も結んでいないことを突き付け、本人の同意も組合との協定もなく、会社が勝手に決められる就業規則だけで労働者を出向に強制することはできないことを明快に述べました。
 さらにJRが発注書兼作業指示書を作成して、それを鉄道サービスに横流ししているだけの偽装請負の実態を追及しました。これに対してJR側は、委託契約に基づき指示しているとしながら、その契約内容については団交の場でも法廷でも明らかにしないというふざけきった態度をとり続けています。
 幕張車両センターにおいては、清掃業務に就いていたエルダー社員を士業・構内業務の見習いに就け、今年10月1日からの計画業務の外注化に向けた攻撃が始まっています。動労千葉幕張支部は直ちに反撃の闘いに立ち、現場組合員の抗議・追及によって見習いについては粉砕しました。動労西日本の赤松副委員長は、5波のストライキを含む闘いによって、外注会社レールテックからJR原職復帰の大きな勝利をかちとっています。
 裁判の場においても、早期結審策動を許さず、JRと司法権力を徹底的に追及し、強制出向粉砕へ闘おう。

第2回署名提出行動へ

 同日13時より、「動労千葉・鉄建公団訴訟、解雇撤回・JR復帰の判決を求めるための東京高等裁判所あて署名」の第2回提出行動を行います。6月19日現在で2万3700筆の署名が寄せられています。第1回提出分1万6958筆から約7千筆が集まりました。1筆でも多く集約して裁判所に迫ります。全国のみなさん、よろしくお願いします。
 動労千葉・鉄建公団訴訟は、前回5月8日の裁判で難波裁判長が結審を強行し、9月25日が判決です。6・29判決を出した白石裁判長は更迭され、右陪臣も青森へ飛ばされる異例の事態の中で、難波裁判長は一切の事実調べを拒否して裁判を終わらせようとしているのです。
 動労千葉と弁護団は、JR設立委員会と国鉄が共謀して不採用基準の策定と名簿作成を行っていたことを示す証拠を提出し、国鉄分割・民営化の真相を暴き、追及しています。9月25日まで3カ月余となりました。全力と尽くして闘います。署名の取り組みとともに裁判・提出行動への参加を訴えます。

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