2013年6月6日木曜日

外注化阻止ニュース 第73号

外注化阻止ニュース第73号

 

計画業務10月外注化阻止!
CTS幕張事業所津田沼事業所 見習策動を粉砕

 JR千葉支社と千葉鉄道サービス(CTS)は、計画業務の外注化10月実施へ向けて攻撃を始めています。
 CTS幕張事業所では、エルダー社員で清掃業務に就いていた労働者を仕業・構内業務の見習に付け、スト破りと計画業務外注化のための要員をつくろうと画策していました。
 職場で怒りの抗議・追及が行われ、見習については中止に追い込みました。
 検修・構内業務外注化粉砕の第2ラウンドの緒戦における大きな勝利です。
 職場では、計画業務を委託したら誰が計画を立てるのかなど、「実際の作業を考えたら委託なんかできない」との声が管理者も含めて出ている状況です。

請負契約書を明らかにせよ

 昨年10月に強行された外注化の実態は本当にデタラメです。どの業務を委託するのかが毎朝JRから出される「発注書」によって決まるのです。
 動労千葉のスト破り対策のために、包括的な基本契約があって、具体的には日々発注する業務を決める方法です。動労千葉がCTSでストライキに入れば「今日はその業務は発注しなかった」として、委託したはずの業務にJRがスト破り要員を送り込むのです。
 偽装請負などの重大問題に加え、労働者のストライキ権を卑劣なやり口で破壊する重大な憲法違反です。ストを回避するために偽装請負を悪用しているのです。
 こういう状況下で、JRは、今年10月1日に構内計画業務を委託するとしていますが、日々の発注書を作成しているのは計画担当なのです。発注書の作成は言うまでもなく発注主が行なう行為ですが、なぜそれを委託できるとしているのか。
 JRとCTSは、今すぐ請負契約書のすべてを明らかにしろ! すべての外注化施策を白紙撤回せよ!

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