2013年9月15日日曜日

動労水戸 団結して闘い、分断を打ち破ろう

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動労水戸 団結して闘い、分断を打ち破ろう
外注化阻止!本日スト決行!

 みなさん!動労水戸は本日、外注化絶対反対の第2波ストに入ります。誘導・構内計画業務の外注化を許さず、全面外注化を阻止しよう!

支社は組合員の団交出席を妨害するな!

 水戸支社は10月1日に強制出向するために、事前通知を今週末から来週に出さなければならない。しかし、昨年からの外注化への労働者の怒りと、この間のK544の偽装交検問題などで大混乱しています。
 追いつめられた支社は、半休を取って団交に出た組合員に事情聴取し、就業規則違反をちらつかせて脅しました。これに対し、本人を先頭にした団交での怒りの追及を行い、支社は反論できませんでした。団交時の勤務解放について「動労水戸は協定を結んでいないから認めない」と言いながら、他方で出向協定を結んでいない動労水戸組合員を「就業規則でできる」と強制出向しています。それ自体「ダブルスタンダード」の違法行為です。

命と安全を奪う外注化を許してはならない

 支社は、組合との団交も教育・訓練もまともに行わず、無準備なまま10月1日を迎えるのでしょうか。水戸鉄道サービス(MTS)はまだ団交を行えずにいます。MTSは「JRとの契約がまだなので何も話ができない」などと言っています。ならばMTSは業務を受注すべきではない!誰が見ても不可能な外注化を強行すれば、事故が起こり、労働者が犠牲になり、責任は労働者に押し付けられます。断じて認められません。
 K544の被曝労働問題では、勝田車両センターの闘いを引き継ぎ、無責任な会社に対して郡山総合車両センターの労働者が立ち上がりました。放射能防護服を着用して作業すること、青年労働者を被曝のおそれのある作業から外すことを認めさせたのです。これは、労働者が職場や組合を越えて団結できることを示しました。外注化との闘いは、労働者の命と生活、未来をかけた闘いです。国鉄分割民営化以降、あらゆる部門で外注化による合理化が進められてきました。JRは、社会全体にまん延する「非正規雇用化」の先頭に立っています。それと闘わない労働組合幹部の責任も絶対にあいまいにできないのです。

団結こそ外注化阻止し自分と仲間を守る力

 会社や闘わない組合幹部たちは、外注化・強制出向を個人の問題にして仲間同士を分断します。「おとなしくしていれば、君は3年後に戻れる」「自分が出向に出されなければいいんだ」という考えをふりまきます。しかし、仲間と分断され、会社の命令を黙って受け入れて働く中に、労働者の生きがいを見出すことができるのでしょうか。仕事の働きがいや喜びとは、本当は仲間との団結の中にあるのではないでしょうか。
 労働者が分断され対立することは、会社にとって労働者を支配する上で都合のいいことなのです。労働組合の役目は、仲間を大切にして分断を許さないことです。外注化は、何より職場と仲間の分断です。だから、外注化との闘いの核心は団結することです。動労水戸は、とことん団結しているからストライキができます。職場全体で外注化と闘い団結しよう!全面外注化への道を絶ち、全員がJRに戻ろう!

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