2015年3月14日土曜日

3・14ダイ改スト突入!

http://www.geocities.jp/kanemasa1616/2015315.pdf


地方ローカル線切り捨て絶対反対!
動労千葉、動労水戸が3・14ダイ改スト突入!

地域の生活・鉄道の安全・労働者の権利を破壊

 3月14日、JRは3月ダイ改を行いました。これに反対しJR東日本の運転士などの労働組合、動労千葉・動労水戸が13~15日にかけストライキ
にたちあがります。
 それは儲けのために地域の生活や鉄道の安全、労働者の権利を切り捨てようとしているからです。

生活そのものの切捨て


 JRは本日の3月ダイ改から北陸新幹線が開通すると宣伝してきました。しかしその裏で、並行する北陸本線、信越本線がJRから切り離され、4つの第3セクター会社(財源を地方自治体が負担) にバラバラにされました。
 千葉でも、特急「あやめ」全廃、「さざなみ」君津~館山間全廃など、特急列車の廃止・削減を強行しました。そして、在来線・各駅列車の削減から地方ローカル線の完全な切り捨てを狙っています。
 生きる上で必要とする人がいても、「儲からない」と切り捨てています。そして、「廃線か第3セクターか」と、赤字を地域に押しつけるのです。
 どこも地方財政に余裕はありません。第3セクターにされれば運賃を大幅に上げざるを得ません。
 また、鉄道の切り捨ては、病院や学校の統廃合をさらに促進します。地域で生きることそのものの切り捨てなのです。

必ず大事故につながる

 しかも、第3セクターでは人員が削減され、運行を指示する輸送指令も4つにバラバラにされます。必ず大事故につながります。
 同じく本日開通の上野東京ラインも、安全を無視しています。列車運行上ギリギリの急勾配で、最も高い場所は地上20m。事故時に乗客を救助することも困難です。
 そして、ここから安全崩壊につながる外注化・合理化をさらに全面的に進めようとしています。

動労総連合はストで闘う

 地方ローカル線切り捨て・第3セクター化や上野東京ライン開通で、労働者は人員削減、出向・配転を強制されています。
 JRはもともと国有鉄道です。そして、鉄道は人々の生活を支える重要な社会的インフラです。「儲からない」などといって切り捨ててはならないのです。
 何より、「安全は輸送業務の最大の使命」のはずです。儲けのために安全も労働者の権利も破壊するなど、絶対に許せません。
 「鉄道で働く者として、こんなことは絶対に認められない!」
 動労千葉・動労水戸は、このJRの3月ダイ改にストライキで闘います。皆さんのご支援・ご協力をお願いいたします。

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