2015年11月6日金曜日

闘いなくして安全なし No.047

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFaDlqamJXaERtTjQ/view?usp=sharing


乗務員への労働強化やめろ
千葉運輸区発足は合理化・地方切捨てへの道

 11月1日、千葉運転区、千葉車掌区が廃止・統合され千葉運輸区が設置されました。これで千葉支社管内の運輸区化は完成しました。

動労千葉が10・31スト闘う

 動労千葉は10月31日、千葉運転区廃止―「千葉運輸区」設置に反対してストライキに立ちました。乗務員へのさらなる労働強化と地方ローカル線切捨てが狙われているからです。
 現在は、行路や要員はそのまま統合されて運輸区になりました。しかし、会社は新庁舎完成予定の2年後までに要員と行路を調整するとしています。
 ちょうどその期間は、大量退職期と重なります。それを利用して乗務員の人員削減・労働強化を狙っているのです。

「来年以降もハンドル率を向上」

 すでに3月ダイ改以降、乗務員にはすさまじい労働強化が強制されています。「泊勤務の明けで8時間以上勤務して退勤が13時頃」など事故を起こせというようなものです。
 しかも、JR東日本本社は「ハンドル率向上、効率化を進めるよう各支社に毎年要求している。来年度以降も同じ」といっています。このままいけば、来年度以降も次々と労働強化が行われることになります。
 さらに、鹿島線や館山~鴨川間のワンマン運転化に向けた調査がすでに始まっています。JRは「首都圏70~80km圏直通運転」を進める一方で、それ以外の路線を切り捨てようとしているのです。

鉄道の安全と地域の生活を守ろう

 乗務員への労働強化は、事故に直結する重大な問題です。地方ローカル線が切り捨てられれば、地域の生活は破壊されます。
 動労千葉は、今後数年にわたる本格的な闘いの出発として10月31日のストライキを闘いました。動労千葉とともに乗務員への労働強化・地方切捨てに反対し、鉄道の安全と地域の生活を守り抜こう。

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