2017年4月14日金曜日

日刊動労千葉 第8270号

CTS-ベアゼロ回答弾劾!
生きていける賃金を出せ!
希望者全員を正社員にしろ!
4・12 CTS本社前抗議行動


一切の要求を拒否 ゼロ回答を許すな

 CTSは、4月12日の2回目の新賃金交渉で、組合側の要求を一切無視し、ベアゼロ回答を行った。動労千葉は、団交終了後の18時から、CTS本社前での抗議行動を、CTS組合員を先頭に60名を超える組合員、支援が結集し、激しい怒りが叩きつけられた。
  動労千葉は、職場でのアンケートなどを踏まえ、生活できる賃金として社員38000円の賃上げ、契約・パートは時給換算で1500円への引き上げ、さらに住宅手当の新設、契約・パートへの扶養手当の支払いなどを要求してきた。

「余裕がない」ふざけるな!

 これに対してCTSは団交で、「組合の要求は理解する。しかし会社に賃上げする余裕がない」とゼロ回答を行ってきたのだ。
 ふざけるな! CTSは、史上空前の利益を上げているJR東日本の子会社だ。なんで「余裕がない」などと言えるのか。

総人件費の半分以上が天下りに

 CTSは「JR東日本グループ企業」などと社員募集しているが、その現実は、日勤で月の手取りが12万~13万円。住宅手当もない。これでまともに生活できると思っているのか。人間らしい生活をする権利が無いというのか! 
 JR幹部からCTSに天下った連中の年収は1千万円以上の高給取りだ。その一方で、現場で汗水ながして働いている労働者のほとんどが、年収は200万円前後だ。
 この間の団交で判明した事実は、CTSの総人件費の半分以上が、この天下りやJRから出向している幹部連中に払われているというのだ。

職場の多数派に!

 生きていくことが出来ない現実が社会全体に蔓延している。労働者の4割以上が非正規職だ。その出発点は国鉄分割・民営化だ。
  この現状を打破する唯一の道は、闘う労働組合の存在であり、多数派になることだ。
 本気で、CTSで働く600名の労働者の過半数を動労千葉組合員に獲得しよう。そうすればCTSの現状を変えるだけでなく、社会全体に波及し、社会の根本的変革の力にもなることは間違いない。
 この悔しさ、怒りを組織拡大に! 

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