2017年11月23日木曜日

外注化阻止ニュース 第347号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka347.pdf


深夜早朝手当の改正は待ったなし
全事業所一律に1500円を支給せよ

 動労千葉は11月15日、JR千葉鉄道サービス(CTS)に対して年末手当の支払いに関する申入書を提出しました。社員・契約・パート社員ともに3・7か月分の支払いを求め、職場の切実な要望である住宅手当、扶養手当など福利厚生面の改善を申し入れました。

定年まで働ける賃金・労働条件を

 今年度(後期分)の「無期転換」面接が行われています。定年まで働き続けられる賃金・労働条件が必要です。CTSで現場の主力は、契約・パート社員です。夏季・年末手当を社員と同様の基準で取り扱うのは当然のことです。
 人手不足でどの職場も要員不足が深刻です。新規採用も十分になされず、働いている人も次々と辞め、1年の間に3分1が入れ替わる現実も、低賃金が大きな原因です。
 JR東日本は今年度前半(4~9月)の連結決算で、売上高・営業利益・最終利益ともに過去最高を記録しました。あらゆる業務を子会社に外注化し、グループ会社の労働者の賃金を抑制することで、毎年、利益を更新し続けているのです。
 JR東日本とCTSは、車両整備会社などへの委託費を抜本的に増額し、グループ会社の労働者に賃金を保証しろ!

深夜早朝手当の改善を

 さらに今回、深夜早朝手当の改善について再度の申し入れを行いました。CTSは8月の団体交渉で「深く検討している」と回答したまま問題を放置し続けています。
 同じ深夜帯に仕事をしているにもかかわらず、事業所によって手当が5~6倍も違う状況です。これ以上の放置は許されません。CTSは全事業所一律に深夜早朝手当1500円の支給を!




2017年度年末手当の支払いに関する申し入れ

 国鉄千葉動力車労働組合は、所属組合員および家族の生活維持・向上をはかるために、2017年度年末手当の支払いについて、下記の通り申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。
1 年末手当について、基準内賃金の3・7か月分を支払うこと。
2 契約社員、パート社員についても正社員と同様の基準で取り扱うこと。
3 全社員に住宅手当を支給すること。
4 契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。
5 深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、一律1500円を支給すること。
6 ポリッシャー作業手当を復活させること。また昨年10月に廃止した作業手当を復活させること。
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