2018年2月2日金曜日

闘いなくして安全なし No.150

http://doro-chiba.org/ga/tn150.pdf


鉄道と地域きりすてるな
2・4内房線と地域を守る会 結成1周年集会

日  時 2月4日 14時~
     館山商工会館2階大ホール
呼びかけ 内房線と地域を守る会

 内房線では、特急列車が廃止され、昨年の「君津・木更津系統分離」により昼間帯の館山直通列車が廃止になるなど地域切り捨てが強行されてきました。
 内房線と地域を守る会は、地域と鉄道を守る活動を続け、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」5467筆を11月29日にJR東日本と国土交通大臣あてに署名を提出しました。
 国交省の審議官は「地方の鉄道については地域と相談するのが一番いい形」とし、JRも「しっかり受け止めていきたい」と対応しました。
 しかし今年3月ダイ改では館山~安房鴨川間1往復の削減が提案されました。会社が房総南線のワンマン運転化や別会社化も狙っていることは間違いありません。
 内房線と地域を守る会が実施したアンケートで南房総地域の5高校2183人の学生の内、半数以上の1108人がJRを利用していることが分かりました。
 しかも、削減が提案された館山から安房鴨川方面の駅を利用する学生が62%、692人もいると明らかになりました。

全国で相次ぐ列車削減


 外房線では5本の列車削減が提案されその内4本は茂原や上総一ノ宮以南が切り捨てられています。「系統分離」「首都圏70㌔圏以外切り捨て」の攻撃です。
 JR東日本全体でも列車削減やワンマン運転化が相次いで提案されています。JR北海道は営業路線の約半数を「維持困難」とし、JR九州は発足以来最大の117本の運行削減と発表しました。
 民営化以降、利益がさらに優先され、地域の生活が犠牲にされています。列車削減は、乗務員の合理化・労働強化と一体の問題です。
 動労千葉は地域住民とともに3月ダイ改阻止の闘いに立ち上がっています。2月4日、内房線と地域を守る会1周年集会に集まりましょう。

ニュースへのリンク