2018年6月21日木曜日

外注化阻止ニュース 第376号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka376.pdf


〝賃金闘争を全力で取り組む〟
CTS清掃部門交流会
熱中症対策など活発な意見

 JR千葉鉄道サービス(CTS)清掃部門で働く動労千葉組合員の交流会が開かれました。5回目となります。
 CTSで働く特別執行委員が「動労千葉が本格的にCTSでの春闘に取り組んで3年。この間は春と秋の2回、通年の賃金闘争に取り組んできました。職場の怒りと結びついて一定の賃金の引き上げをかちとった。しかし、生活していける賃金には、ほど遠いのが現実。さらに状況を打開していきたい」と訴え、次のような意見が出されました。
◉改装され千葉駅での仕事はきつい。階段の本数も増え、ごみの量もハンパじゃない。点呼から終業まで働きづめの現状だ。

◉出先の各駅に冷蔵庫が設置され飲み物などを入れておけるようになった。熱中症対策として事務所に塩飴を置いているが、飲料水は各自の負担で買っている。

◉車両センター関係では麦茶を事務所で沸かしたりポカリスエットなどを経費で買っている。

◉駅関係では自己負担しており夏場は負担額も小さくない。熱中症対策として要求していく。

◉熱中症指数計を導入させるよう各事業所で要求していく。適切に休憩をとるなどの指標として使える。

◉夏に向けて冷房のある休憩室を要求するべき。

◉シャワーが男性用しかない事業所が多い。女性用シャワーも設置すべき。

◉JRの臨検の作業でパンを下げるなどした場合、パンが下がった車に清掃に入るのがこれからの時期は大変。検査と清掃の間で、作業時間の調整はできないか。

◉嘔吐物の処理、件数は毎回報告させているが現場には何の手当も出ていない。汚物は毎晩のようにある。手当をきちんと出させるべき。

◉幕張の上回り作業でも、トイレ関係の作業でプロパーには手当が出るがエルダーには出ない。同じ汚れ仕事をやっているのにおかしい。

◉体調不良で半分仕事をして帰った人が年休で処理された例がある。仕事をした分が、ただ働きになる。どういう取り扱いになっているのかはっきりさせるべきだ。
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