2018年6月7日木曜日

日刊動労千葉 第8463号

「働き方改革」粉砕! 9条改憲発議阻止!
6.10国会前緊急行動に大結集を!

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8463/

 6月10日、6・10国会前大行動実行委員会の主催で、「安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動」が開催される。6月10日(日)14時に国会議事堂正門前に結集しよう。
 安倍政権は5月31日、「働き方改革」法案の衆院採決を強行した。6月4日、参院本会議に審議入りさせ、国会延長を含めて今国会成立強行を狙っている。しかも、多くの過労死遺族の声を踏みにじり、高度プロフェッショナル制度=「残業代ゼロ・過労死促進法」を含めてだ。
 それは、単に長時間労働の問題にとどまる攻撃ではない。労働者の団結と権利、労働基本権を根本から打ち砕く、「戦後70年の歴史の中で最大の転換」(安倍)だ。そして、労働組合そのものの根絶を狙う攻撃でもある。
 JRをめぐって、まさに同じ事態が進行している。乗務員勤務制度〝解体〟提案は、まさに「働き方改革」攻撃そのものだ。「多様な働き方」「育児・介護と仕事の両立」などを口実に、乗務員勤務制度を解体し、賃金制度全体の改悪やグループ会社で働くすべての仲間の権利破壊を狙う重大な攻撃だ。そのために会社は東労組解体に乗り出し、労働組合根絶を狙っているのだ。

腐敗を極める安倍政権打倒!

 同時に、安倍政権は今国会で国民投票法改悪を強行しようとしている。あくまで改憲・9条解体へ突き進もうとしているのだ。
 「二度と戦争を許してはならない」「改憲だけは命をかけても止めなければならない」。それは、すべての労働運動の原点であり、戦後一貫した最大のテーマだ。だからこそ、UAゼンセンを使って連合全体を改憲勢力化する、国家による労働運動の大再編攻撃が開始されている。この中で、改憲阻止の闘いの先頭にたつ労働運動を取り戻すことは決定的に重要な課題だ。
 安倍政権は腐敗の限りを尽くし、嘘とペテンにまみれている。森友・加計学園など安倍人脈との癒着と腐敗。公文書改ざんと隠蔽。部下に責任を押し付けて、辞任さえせずに開き直る麻生。裁量労働制をめぐるデータ捏造。安倍政権への怒りの声は社会の隅々まで満ちている。
 労働者の権利を破壊する「働き方改革」攻撃粉砕、改憲発議・9条解体攻撃阻止の闘いの先頭に立とう。社会に渦巻く怒りの声の先頭で、安倍政権打倒の闘いにたとう。それは、労働組合の重大な任務だ。6・10国会前大行動に全力で結集しよう。


9条改憲NO!政治の腐敗と人権侵害を許さない!
『安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動』


日時:6月10日(日)14時~15時30分
場所:国会議事堂正門前
主催:6・10国会前大行動実行委員会
事務局:戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会