2019年1月25日金曜日

闘いなくして安全なし No.198

http://www.doro-chiba.org/ga/tn198.pdf


千葉運輸区長  「見極め」必要な根拠ない
動労千葉が「見極め」中止求める申入れ

 動労千葉は、1月9日、JR千葉支社に対して、千葉運輸区における「見極め」の中止を求める申入れを行いました。
 千葉運輸区での「見極め」は、40年以上本線乗務を行ってきた運転士に対して40頁に及ぶ「知悉度試験」を強要するものです。しかし、退職手続きを行う最後の日に「見極め」を行う必要などまったくありません。嫌がらせ以外の何ものでもありません。

3月ダイ改合理化に反撃を

 動労千葉は、千葉運輸区長による許しがたい嫌がらせに、徹底した闘いを構えて反撃を始めています。それは3月ダイ改との闘いの出発でもあります。
 水戸支社では、泊勤務にも関わらずなんと7時台の出勤という勤務が組まれています。
 要員も、昨年の車掌31人減に続き、今年は運転士19人減が提案されています。
 その分を乗務員の労働強化で埋め合わせようというのです。
 会社の好きにさせてはなりません。動労千葉とともに、職場から声を上げ、闘う労働組合を取り戻そう。



動労千葉申第8号
2019年1月9日

千葉運輸区における「見極め」の中止を求める申し入れ

 この間、動労千葉は、千葉運輸区でのエルダー運転士になる者に対する「見極め」の中止を求めて団体交渉を行ってきたところである。
 「見極め」の強要は、40年以上にわたり安全確保の第一線で働き続けてきた乗務員を侮辱するものであり、到底、看過することはできない。
 また、エルダー運転士として乗務するための労働契約はすでに結ばれており、「見極め」を行わなければならない根拠は全くない。
 こうした状況にもかかわらず千葉運輸区において「見極め」を行っていることは、乗務員に対する嫌がらせ以外の何ものでもない。
 従って、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.千葉運輸区での「見極め」を直ちに中止すること。
-以   上-

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