2019年2月20日水曜日

闘いなくして安全なし No.202

http://www.doro-chiba.org/ga/tn202.pdf


動労千葉2・28指名スト指令
千葉運輸区長  「見極め」を中止しろ!

 動労千葉は2月13日、千葉運輸区における「見極め」中止に向け、2月28日の指名スト配置を指令しました。
 この間、千葉運輸区長に対する「見極め」の中止を求める抗議・要請行動が展開されてきました。中止しなければ指名ストを行うことも通告して追及する中、千葉運輸区長が「シミュレーションに変更することも考える」という対応を行うまで追い詰めてきました。
 しかし、退職日にシミュレーションによる訓練を行わせるということも、他区では行われていません。シミュレーションを「見極め」で問われる内容を組み込んだものにすることも考えられます。「シミュレーションへの変更」は〝譲歩〟でも何でもありません。
 そもそも40年以上本線乗務を行ってきた運転士に対して、退職日に「見極め」と称する嫌がらせを続けること自体が問題です。
 継続して乗務を続けてきて、毎月の訓練も行っています。その人が明日からはエルダー運転士として乗務するだけのことです。「見極め」を行う必要などまったくありません。

「見極め」強制に職場から反撃を

 しかも、千葉運輸区長はこの「見極め」を全区でやらせると宣言しています。実際、木更津運輸区長は「千葉運輸区と同じことを行う」という発言をしています。運転士を侮辱し、負担を強いるだけの「見極め」を全体化させるなど、絶対に許すことはできません。
 JRは深澤社長が自ら号令をかけ、「労働組合員でない」ことを加入条件とする社友会をグループ全体で推進しています。職場から組合を一掃し、鉄道業務の別会社化・転籍強制など、攻撃を一気に進めようとしています。
 その中だからこそ、職場からの闘いで〝侮辱行為〟に反撃することには大きな意味があります。動労千葉とともに職場から声をあげて、闘う労働組合をとり戻そう。

動労千葉の闘いの配置
① 千葉運輸区の「見極め」強制に対して、2月28日、当該組合員を対象とする指名ストライキを配置する。  なお、千葉転支部の奮闘に踏まえ、見極め中止に向けて全力をあげることとする。
② 3月ダイ改における津田沼~中野3往復の強制粉砕に向け、ダイ改時に習志野輸区を対象とした闘いを配置することとする。
③ 闘争期間中は、全組合員を対象とした非協力闘争を配置する。
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