2019年2月21日木曜日

外注化阻止ニュース 第413号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka413.pdf


動労千葉  2・28指名スト指令
千葉運輸区長は「見極め」を中止しろ

 動労千葉は2月13日、千葉運輸区における「見極め」中止に向け、2月28日の指名ストライキ配置を指令しました。
 千葉運輸区では、再雇用となったエルダー運転士に対し、新人運転士に行う40㌻に及ぶ「見極め」を強制しています。ベテラン運転士の誇りを奪う侮辱行為にほかなりません。
 動労千葉はこの間、千葉運輸区長に対し、「見極め」の中止を求め、指名ストを行うことも通告して追及する中、千葉運輸区長が「シミュレーションに変更することも考える」という対応を行うところまで追い詰めてきました。
 しかし退職日におけるシミュレーションによる訓練も他区では行われていません。これは〝譲
歩〟でもなんでもありません。
 そもそも40年以上も本線乗務を行ってきた運転士に対して、退職日に「見極め」と称する嫌がらせを続けること自体が問題なのです。
 エルダー運転士は継続して乗務を続けており毎月の訓練も行っています。その人が明日からはエルダー運転士として乗務するだけなのです。「見極め」を行う必要はありません。

「見極め」強制に職場から反撃を

 千葉運輸区長はこの「見極め」を全区でやらせると宣言しています。木更津運輸区長は「千葉運輸区と同じことを行う」と発言をしています。運転士を侮辱し、負担を強いる「見極め」は絶対に許すことはできません。
 JR東日本では深澤社長の号令で「労働組合員でない」ことを加入条件とする社友会をグループ全体で推進しています。職場から労働組合を一掃し、鉄道業務の別会社化・転籍強制などの攻撃を一気に進めようとしています。
 その渦中だからこそ、職場からの闘いで〝侮辱行為〟に反撃することには大きな意味があります。動労千葉とともに職場から声をあげよう。


動労千葉の闘いの配置
(1)千葉運輸区の「見極め」強制に対して、2月28日、当該組合員を対象とする指名ストを配置する。
(2)3月ダイ改における津田沼~中野3往復の強制粉砕に向け、ダイ改時に習志野運輸区を対象とした闘いを配置する。
(3)闘争期間中は、全組合員を対象とした非協力闘争を配置する。
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