2019年7月25日木曜日

闘いなくして安全なし No.221

http://www.doro-chiba.org/ga/tn221.pdf


「社友会」ではなく労働組合に入ろう!

「名ばかり労働者代表」が問題に

 労働組合のない会社などで、職場代表を会社の得手勝手に選ぶ「名ばかり労働者代表」が問題になっています。会社の意向を受けた職場代表が、会社の思うままに労働条件の改悪を認めていくのです。
 「残業代ゼロ制度(高プロ制度や裁量労働制)が勝手に導入され、残業代が払われなくなった」
 「一方的に賃金が下げられたと思ったら、会社が選んだ職場代表が労使協定を結んでいた」
 「働き方改革」―残業代ゼロや過労死基準の残業などは、職場代表の同意が必要です。労働者の権利破壊に職場代表を利用する狙いです。

組合に入って労働者の権利を守ろう


 JRが東労組を解体して「社友会」を組織しようとしているのは、この「働き方改革」の狙いと同じです。労働者の権利を奪う攻撃に労働組合が反対している職場では、会社は簡単に攻撃を進めることができません。
 「社友会」に労働者を加入させ、どんなにひどい施策にも一言も声をあげさせず、施策を思うままに進めようとしているのです。社友会に入ってはなりません。自分自身のクビを締めることになるからです。これは労働者全体の権利がかかった闘いです。
 会社は明らかに鉄道会社としてのあり方を放棄し、JRで働く全労働者の権利を奪おうとしています。職場に必要なのは闘う労働組合です。「社友会」ではなく労働組合に入って、職場から声をあげよう。

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