2019年7月3日水曜日

外注化阻止ニュース 第432号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka432.pdf


CTS職場代表選
幕張事業所で関副委員長 再選
津田沼・千葉事業所なども大きく前進

 6月前半から始まったJR千葉鉄道サービス(CTS)各事業所での職場代表選挙に、幕張・津田沼・京葉・千葉・木更津の各事業所で動労千葉組合員が立候補しました。それぞれ組合員数の倍以上の得票でした。
 投票してくれた職場のみなさん、ありがとうございました。

幕張では47票差の勝利


 幕張事業所では、昨年7月から職場代表をつとめてきた関道利副委員長が1回目の投票で過半数を超える117票を獲得、2位の候補(CTS労組委員長/70票)に47票差をつける圧勝となりました。
 幕張事業所では、36協定などをめぐる会社との交渉でも職場の問題点を集約し、毎月の安全衛生委員会での議論を伝えるために「安全衛生委員会だより」を発行するなどしてきました。
 職場の声を背景に具体的に改善出来た項目も多くありました。「職場の雰囲気がこの一年でだいぶ変わってきたよね」という声も数多くあがりました。

津田沼は「29対29」の同数に

 津田沼事業所でも渡辺靖正執行委員が立候補し、CTS労組書記長の候補を相手に、初回の投票で29票対29票の同数に。再選挙では惜しくも敗れましたが、昨年を大きく上回る支持を集めました。
 JR東日本は、運転士・車掌の職名廃止を進め、「グループ会社の大再編」を掲げて、徹底的なコスト削減に突き進んでいます。職場の統廃合、雇用形態の変更(出向や転籍)、それに伴う労働条件の大幅な変更も予想されます。
 労災の根絶、低賃金の改善、要員不足の解消、65才まで安心して働ける職場づくりなど、CTSで解決すべき問題は山のようにあります。
 労働者が何も言わなければ、会社は利益優先=コスト削減=要員削減に走り、安全は投げ捨てられます。いま必要なのは、しっかりと会社と対決する労働組合の存在です。


 動労千葉は、労働者が団結すれば、強く見える会社とも十分に闘えることを何度も経験してきました。検査修繕、清掃、どれも私たちの日々の仕事なしにJR東日本の業務は一日たりとも回りません。社長や管理者ではなく、私たちこそが職場の主人公です。職場のみんなが一歩ずつ前に踏み出せば職場は変わります。

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