2020年4月30日木曜日

外注化阻止ニュース 第477号

https://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka477.pdf

消毒時の防護体制を徹底せよ
特掃中止し消毒優先・自宅待機の措置を

◉4月24日付CTSへの申入れ

 新型コロナウィルスから現場で働く者の声明と生活を守るために特別清掃等を中止し、「自宅待機」等として取り扱うこと



防護服もなしで消毒作業させるな

 CTS幕張事業所に4月14日深夜、「快速線乗務のグリーンアテンダントが発熱した」との連絡があり、急きょ消毒作業を行うことになりました。
 しかし連絡は通常の清掃後。清掃時にはそんなことも知らされないまま清掃作業が強制されたのです。
 感染者が出た車両の消毒と再運用 は、感染症対策の 専門知識を持ち、訓練をしている専門業者に委託すべき作業です。
 今後も同様の事態が予想されます。JRからの迅速な連絡体制や防護体制が必要です。防護服、N95マスク、ゴーグル、手袋などの装備の用意、感染症に関する教育、装備の着 脱などの訓練、健康状態の観察など、徹底した対策を行うべきです。

JRは特別清掃の中止を認めよ

 現在、感染が拡大しているのは、医療・介護現場、保育園やコールセンター、郵便仕分けや宅配物配達など社会機能の維持に必要な業種です。現場労働者の生命を守るために、感染防止策と同時に出勤者を減らすことが必要なのです。
 CTSは通常の清掃業務を削ってでも感染防止対策を優先するべきです。特別清掃は乗客減少でゴミや汚れが減った中で敢えて続ける必要はありません。そうすれば自宅待機者も消毒作業の要員も増やすことができるのです。

津田沼でマスク「1人1枚」確認

 この間、CTS津田沼事業所ではマスク配布が抑制されてきました。動労千葉は現場組合員と共に何度もJR・CTS双方を追及、4月20日にようやく「月末にはマスクを確保できる」とCTS本社に確認させた。会社は作業に必要なマスクを確保すべきだ。
 感染から職場と労働者を守る力は現場からの声と行動にあります。

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