2020年4月6日月曜日

闘いなくして安全なし No.254

https://www.doro-chiba.org/ga/tn254.pdf


4/1 運転士・車掌職名廃止
ジョブローテーション 強行弾劾!
動労千葉 決して諦めず撤回まで闘う

 JR東日本は4月1日、ジョブローテーション―「運転士」「車掌」の職名廃止を強行しました。絶対に許せません!

誇りを踏みにじる会社を許さない!

 鉄道の歴史上、「運転士」「車掌」の職名が廃止されるなど初めてです。その職名には鉄道の安全と命を守ってきた歴史と誇りが込められています。踏みにじるなど断じて許せません!
 「同一担務は最大10年」「任用の基準」「多様な経験を」? 運転士や車掌として経験を積んでいくことをあまりに軽んじています! 日々、多くの命を預かって列車を運行している乗務員を何だと思っているのか!
 会社は、「自動運転も可能」「将来はドライバレス運転」などといいます。しかし、自動運転で実際に事故が起きています。どんなシステムも必ず欠陥を起こします。最後に安全を守るのは現場の運転士・車掌以外にいません。
 乗客のためでも安全のためでもありません。労働条件を破壊し、人員を削減し、利益を追求するためだけです。それで乗務員を軽んじ、安全をないがしろにするなど絶対に許せません!

職場からの団結した闘いこそ力

 乗務員を「最大10年」で異動させ続けることに何の合理性もありません。現場から反対を貫き声をあげれば、会社も好き勝手に配転し続けることなどできません。
 会社の目的は、諦めさせ、抵抗できなくさせることです。そして、全JR労働者の権利を根本から破壊しようとしています。
 だからこそ、決して諦めず、この攻撃を絶対に許さない闘いが必要です。団結を守り、徹底して闘い抜けば必ず次の展望をつかむことができる。闘えば道はひらける。動労千葉はそういう闘いを実践してきました。
 ジョブローテーション―職名廃止攻撃は矛盾に満ち、地域住民や乗客からも驚きと怒りの声があがっています。職場からの団結した闘いこそ攻撃を打ち砕く力です。動労千葉とともに、ジョブローテーションを撤回し、職名を取り戻すために、反対を貫き声をあげよう。

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